立川志らく『ラヴィット!』との遺恨晴れて繰り出す「林家三平は共演NG」
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20日放送のTBS系『ラヴィット!』に立川志らくが初出演。「私は見ません」発言から2年。心境の変化を語った。
志らくは紹介を受けると「よくこの番組は私を呼ぶなと思いましたよ」と一言。司会の麒麟・川島明が「ちょっと2年くらい経ったんで1度出ていただけないかということで」と返すと「私もよくもまあ恥も台本も無くノコノコ出てこれたなと」と自虐。スタジオは笑いに包まれた。
このやりとりには訳がある。志らくは『ラヴィット!』の前の番組『グッとラック!』のメインMCだったのだが、その最終回で「本当だったらあと半年から1年やったらもっと違う番組になれたんじゃないかなって悔しさはあります。来週は『ラヴィット!』が始まりますので皆さん是非ご覧になって下さい。私は見ませんけども。2~3年経ったら心穏やかになってみられるかもしれない。だから『ラヴィット!』は短命で終わったら承知しないから!」と恨み節で語っていたのだ。
この場面が紹介されると、志らくは自身が出演している同系『ひるおび』のスタッフが気を使って、楽屋のテレビで『ラヴィット』が流れないよう、テレ朝にしていたことを明かした。
さらに『ラヴィット!』がスタートした当初は評判が悪く「ワンクールで終わるぞ」と言われていたことに対して「しめしめ」と思っていたことも告白。他の出演者たちからは「悪いな!」と言う声が飛んでいた。
そのうちに「自分は醜い心を持っているな」と思い、だんだん見るようになったという。今ではなんのわだかまりもなく生活に入り込んでいるそうで、出演することを報告した小4の娘は「パパ凄い」と喜んでいたと話した。
川島はこの話に「あら! 嬉しい」と満面の笑みを見せていた。
そんなこんなあったところで、この日のオープニングテーマは『オススメの変なもの』。志らくは幼稚園の娘が大ハマりしているミュージックユニット・ケロポンズの『ねこのお医者さん』を紹介。スタジオにケロポンズが登場し、生パフォーマンスを披露すると志らくは「すばらしい」と満足気。
さらにロバート・馬場裕之が紹介したマジシャン・新子景視に想像した数字『66』を当てられたばかりか、ランダムで書いた数字の横、縦、斜め、四角、真ん中の足し算すべてが『66』になるという凄すぎるマジックを目の当たりにして、口をあんぐり。その日、出演していたインディアンス・きむが、シソンヌ・長谷川忍に共演NGを出していたと話していたこともあり、新子に「共演NGです」と突きつけるひとくだり。「ここまで読まれちゃ。なんでなんで」と不思議そうに首を捻っていた。
するとその後、志らくはエンディングでプレゼントキーワードを『共演NG』と発表し「私の共演NGは林家三平です」と余計な一言。川島からは「いや、言わなくていいです」と冷静に突っ込まれていた。
さらに「月~金ですぐ裏の楽屋に居りますので。いつでも飛んで参りますので。ビビる大木を降ろして私を」と最後まで志らくらしかった。
ネット上ではまさかのキャスティングに「志らくさん呼ぶラヴィットすげぇわw」「志らく師匠ついに来た!」「志らく師匠がラヴィット出てんだけど!?」「ラヴィット!に志らくってすごいな」と驚きの声が上がっていた。また、「志らく師匠おかえり!」「志らく師匠、ラヴィットと和解しててよかった」と喜びの声も見られた。
『グッとラック!』は半年という異例の速さで打ち切りになっていて、一方『ラヴィット!』はすぐ終わると言われていたなか独自路線を貫きもう3年目に突入する。悔しさが無いわけではないだろうが、良いタイミングで出演しラヴィットと和解できたのではないだろうか。
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