おしみんまる、今最も期待されるお笑いコンビに苦言連発「危ないのよ」
#お笑い #芸人
1月31日放送の『いろはに千鳥』で、おしみんまるが若手4組にダメ出しをするコーナーがあった。出演者はナイチンゲールダンス、10億円、YOFUKASHI、かけおちの4組。その中でも、現在ライブシーンで勢いのある漫才コンビ10億円になかなか踏み込んだ苦言を呈するシーンが印象に残った。
10億円とは山内仁平、永見諒太のコンビで、2021年結成の組み立てホヤホヤにしてライブシーンで引っ張りだこの漫才師だ。2022年には「ツギクル芸人グランプリ2022」で決勝に進出し、フジテレビでネタを披露。同年の「第9回NHK新人お笑い大賞」でも決勝進出している。そして、「M-1グランプリ2022」でも準々決勝まで勝ち進み、最も期待されるお笑いコンビでもある。
おしみんまる「このままいくと危ないなっていうのも何点か」
ノブ「え、どのへんが危なかったですか」
おしみんまる「10億円、組み直しのコンビだよね。組み直しって危ないのよ。なぜかって言ったら、解散の抵抗ないな」
ノブ「離婚と一緒だ」
おしみんまる「ずーっと積み重ねてきたものをパンって壊すのを平気になってきてるから」
大悟「そんなことないよな」
山内「そんなことないですよ」
おしみんまる「俺も解散してるけど、解散すると、今まで応援してくれたファンが半分になるとかじゃなくてゼロになるのね。そういうリスクを背負ってるコンビだなって」
山内「一緒にしないでほしいです」
大悟「EXITとかも解散したからこその強い絆が生まれている。逆にな」
おしみんまる「うん、ならいいじゃん」
大悟「日本語で一番弱い台詞、ならいいじゃん……」
ここは若干冗談まじりで話していたおしみんまるだが、次第に踏み込み方が強くなってくる。コンビの関係性の話になり、10億円は「山内がネタ作り、それ以外は五分の関係」だという。
山内「僕らも基本的には僕が作るんですけど、2人で話膨らましたりはしてるんで……」
おしみんまる「千鳥はどんな感じで……」
ノブ「俺らは決めるのは2人で決めるし」
大悟「ネタでダメ出しなんか1回もしたことない」
ノブ「ネタでダメ出しはね」
大悟「ネタで漫才作るので、文句を言われたこともないし、言ったこともない」
おしみんまる「これがいいんですよ」
ノブ「うちらもけっこう大悟がネタを考えてきて、それを2人で崩しながらやったり……」
おしみんまる「これが理想で、俺なんかはけっこうきつめに言ってたんですよ。なんであそここうやってできないの? って言ってたら、ある日突然元相方が胸ぐらつかんできて俺の前に拳突き出してきて、お笑いのことわかんねえけど、これ(喧嘩)じゃ負けねえからな……。そんなことになるから、今じゃ言うこと聞いてくれてるかもしれないけど、うっぷんたまってきてんじゃないのかなっていう危惧はあるよ」
これから売れるための戦略についても、10億円は「M-1決勝に進出して自分たちのラジオ番組を持つ」に対して苦言を言われる。
おしみんまる「10億円がダメだな。他の3組は世間に目を向けてる。自分たちのラジオ番組……テレビって言えばいいじゃん……その……正直言うわ……ちょっと金属バットに憧れすぎてるのよ」
ノブ「金属バットも決勝行けなかったけど自分たちの世界観で」
おしみんまる「10億円は世間の人じゃなくて芸人にかっこいいって思われたいというのが見えるのよ」
大悟「いいけどね、それでもね」
永見「諒太(自分)は金属バットさんにめっちゃ憧れてますし、世間にも芸人にもかっけえなって思われたいのはあります。それは、はい」
ノブ「犬の心さんは……」
大悟「芸人に憧れられる先輩やったわけでしょ」
おしみんまる「ああ、そっか、じゃあ余計言えるわ、何の得にもならんぞ、絶対そうじゃん。世間より先に芸人に認められた人って、世間にも認められなきゃダメじゃない。世間が認めていたら何となく芸人も認めるじゃない。順番が逆なんだよ、だって今のネタの感じできるんだったら、もっとポップなこともできると思う……もったいない……声もうちょっと出していいと思う」
と優しくも辛辣に自分の経験からアドバイスをするおしみんまるは、犬の心(現在解散)として「キングオブコント2014」で決勝5位にもなった実力者。それだけに心にグッとくるものはあった。
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