ランジャタイ、オール阪神・巨人には大ウケも… 大物コンビを怒らせた!?
#ランジャタイ
奇抜なネタでお茶の間を唖然とさせるも、いつのまにか受け入れられ、2022年ブレイクした芸人として名前があがるのが伊藤幸司と国崎和也からなるランジャタイ。
2022年末からは『ランジャタイのがんばれ地上波!』(テレビ朝日系)という初冠番組もはじまり、人気バラエティ番組にもゲストとしてバンバン出演している彼らは、今年も勢いそのままに“地下芸人”の星として目下、称賛の声があがっている。
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「ネタやバラエティ番組での振る舞いに関して、パット見ると理解不能なんですが、何度も繰り返し見せられたりすると笑ってしまう……というまさに、地下芸人のお作法を地上波に_ってきましたよね。少なくともバラエティが好きな人には、こういう芸をする芸人なんだっていうのが伝わったところです。今後も、ジワジワ定着していくんではないですかね? 輝かしいビジュアルでもなく、アングラなライブで勝負してきたコンビですから、お茶の間の人気者になるのにはまだまだ、かなり時間がかかるかもしれませんが……。一発屋にしては難解すぎるので(笑)。ボケの国崎に注目が集まりがちですが、ツッコミの伊藤さんは当時所属していたNSC(吉本興業の養成所)をクビになるほどトガっていた時期もあって、逆にいえばカリスマ性があるって感じ。いいバランスです」(バラエティ番組スタッフ)
特に話題になったのが、実力派コンビが人気芸人1名とその日限りのネタを披露する生放送番組『お笑いの日2022』(TBS系)で繰り広げた一幕。
ランジャタイはダイアン津田篤宏とコラボし、独特なネタで“ゴイゴイスー”にオーディエンスを惹きつけ、これには総合MCのダウンタウン松本人志も大絶賛で、一躍注目の的になった。
『お笑いの日』MVPはダイアン津田&ランジャタイ 「ゴイゴイスー」への姿勢に感動
10月8日、ダウンタウンが総合司会を務めるTBS系特番『お笑いの日2022』が放送された。 午後2時から午後9時54分までの約8時間におよぶ生放送を締めくくった...そんなランジャタイの持ちネタのひとつが、大御所漫才師・オール巨人の等身大に印刷されたパネルを使ったもの。そのパネルを何体も所有する国崎は、家でそれらに平等に話しかけ、仲良くしているというトンデモ具合。
さらには、両者の所属事務所は別であり、直属の先輩でない大師匠を工作でネタにする大胆さ、奇抜さは想像の斜め上をいっている。テレビなどで使用する際は、番組側がひとこと許可を取ることになる。
オール巨人と言えば「パンパンや」のフレーズでも有名なほど芸人としての礼儀やネタにきびしい人物。それを大胆にいじるかなり際どいネタなのだが結果的に当の本人の目にもとまり、巨人からは公認されることになり、昨年のオール阪神・巨人の記念ライブツアーにも事務所を飛び越えてランジャタイが出演するという可愛がられようである。
やはり大師匠に認められたという事実がまたひとつ、“地下芸人”を地上で大暴れさせる飛躍に影響してもいるようだ。
かようにして活躍を見せているが、一方で“ある人達をおこらせてしまったのでは”とも。
「同じようにに、お面でネタにしたウッチャンナンチャンです。実際にテレビで1度やって以降、ランジャタイは全然やっていませんよね。最初だったら意味不明だからってことも考えられますが、今これだけ巨人師匠のパネルがウケてるんだから、やってもいいはず。それでもみられないのは、ウンナンの所属事務所からひとこと入ったからなんです。南原さんがMCをつとめるフジテレビ系の『ネタパレ』にも出演してますが、あのネタはさすがにもうやっていない。たしかに事務所のトップタレントを若手の地下芸人がくさすようなやり方には、当然良しとしない人もいるわけで、なかなか難しいですよね」(同)
まあ、ランジャタイ自体は、そこまでテレビで受けなくてもいいような気もするが……。
いずれにしても本人たちはまず、M-1などの賞レースで結果をだすことが目的なのかもしれない。
ランジャタイの「わけがわからなさ」と「わけがわからない」ものへの手つき
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