『笑点』収録現場の裏事情…常に看護師が待機、85歳・林家木久扇が転倒で騒然
#笑点 #みやーんZZの「RadioEdit」
こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第99回目。今回は2023年2月10日放送のニッポン放送『春風亭一之輔 あなたとハッピー!』の中で春風亭一之輔さんが『笑点』新メンバーになったことについて話していた部分です。
『笑点』の新メンバーになることが発表され、様々な人たちから祝福されているという春風亭一之輔さん。「昨日もポッドキャストの収録でニッポン放送に来たんですよ。鶴瓶師匠にお会いして。『よかったやないか。どこに行っても知ってもらえて。バンバン金入ってくるで』って。本当にびっくりしちゃった。『ナニワ金融道』に出てる人かと思いましたよ。漫画の中の。
でもいろんな方が……偉い人も来てくれて。『おめでとうございます』って言ってくれて。そんな中、社長ですよ。ここのニッポン放送のプレジデント、檜原社長。女性社長。かっこいいですよ。他のお歴々が『おめでとうございます。これからもニッポン放送を……』って言ってくれる中、社長だけはポケットに手突っ込んで『大変だよね。頑張って。じゃあね』っつって。クルッと回って向こうに行っちゃって。
『かっこいい! わかっているよ!』って。いいことばっかりじゃないんだから。大変なんだから。本当だよ。たいして見てえねやつらがさ、『つまんねえな、こいつ』とか言ったりさ(笑)」などと話し、引き受けた仕事に対する責任感などを感じている様子。
そしてこの日のラジオのメッセージテーマ「教えて。あなたの周りの大ベテラン」にかけて「あの番組、大ベテランだらけですよ」と話し始めます。「木久扇師匠なんて、85歳ですよ? 85歳の人がね、毎週テレビに出て賃金を稼ぐなんていうのは、どういうことですか? よほど日本は貧困ですよ、これ」と『笑点』の最年長メンバーの林家木久扇師匠について言及する一之輔さん。
「でもこの間さ、初めて出たじゃないですか。で、僕が木久扇師匠のことをいじるネタを言ったらね、ちゃんとそのリアクションを取ろうとして。前にズッコケてくれて。転がったでしょう? あの時ね、木久扇師匠が床に頭を打ちつけて、スタジオではゴンッ! って音がしたんですよ。それで、ちょっと収録が止まったんですよ。それで看護師さんが来たのよ。
歌丸師匠の頃から、あの番組は脇に看護師さんが必ず待機してるんですよ。で、看護師さんが来て。みんなも騒然として。それで『大丈夫、大丈夫』ってなって。木久扇師匠もちょっと赤くなってたんだけど。で、『これは使えねえだろうな』って思っていたら、ディレクターさんが『あれはね、音を消せば使えますよ』って(笑)。びっくりしたよ!
それで本当に音を消してさ、ちゃんと使ってるから。『笑点』、本当に修羅道だなと思ったよ。おっかねえよ……。でも元気だったですよ。すごいよ。しぶといよ。ベテランは」と初めての収録で思わぬトラブルに遭遇して戸惑ったエピソードを紹介していました。
僕も『笑点』の放送を見て木久扇師匠の転倒シーンにヒヤッとしましたが、あれでも頭を打ちつけた音は削られていたんですね。イメージとは異なる想像以上に壮絶な『笑点』の修羅の道っぷりに驚かされたトークでした。いろいろと大変だとは思いますが一之輔さん、頑張ってください!
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