正源司陽子~日向坂46の四期生を総力特集!(前編)『おもてなし会』ルポもあり
#日向坂46
昨年10月に日向坂46に加入した、四期生の12人ってどんなメンバー? 2月11日と12日には、グループの伝統でもある『おもてなし会』を開催したばかり。12日の『おもてなし会』の模様をレポしつつ、四期生メンバーのパーソナリティを詳しくひもといていきます。
前編は、
・石塚瑶季
・岸帆夏
・小西夏菜実
・清水理央
・正源司陽子
・竹内希来里
の6人を紹介!
石塚瑶季(いしづか・たまき)
2004年8月6日生まれで18歳の石塚瑶季は、東京都出身。3歳の頃からバレエを始め、小学生の頃には兄の影響で野球を始めるなど、幼少期から身体を動かすことが得意だったという。好きな球団には読売ジャイアンツを挙げ、好きな選手にはゼラス・ウィーラー(昨季限りで引退)と答えるなど、石塚は大の野球好きでもある。日向坂46には「日向坂野球部」としての活動もあるので、野球好きメンバーでもある佐々木久美や山口陽世といった先輩メンバーとの共演が楽しみだ。
12日の『おもてなし会』では得意のアクロバットと読売ジャイアンツの応援歌を披露していた石塚。研修の合宿でも練習した、思い入れのある楽曲だという「青春の馬」ではフロントに立つことができた喜びから、最後のスピーチでは涙も流していた。小柄な身体からは想像できないほどにダイナミックなダンスはチアダンスの経験から。パフォーマンス面でも四期生を引っ張ってくれることだろう。
そんな石塚がアイドルを目指したのは、東京ドームへプロ野球観戦に行った際に目の当たりにしたチアダンスがきっかけ。アイドルを目指してさまざまなオーディションを受けるも落選を繰り返してきたが、一番好きな日向坂46のオーディションが開催されることを知って運命を感じて受けることを決めた。
「ダンスをなくしたら何もない」と語るほどダンスには自信を持っている石塚は、同じくチアダンス経験者の清水理央とはバチバチのライバル関係。『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)で放送された「日向坂46四期生 運動能力チェック隊!!」(2022年12月4・11日放送回)の50m走では、0.01秒差で争うなど接戦の勝負が続いている(清水8秒28=1位、石塚8秒29=2位)。さらに、走り幅跳びでは1位に輝き、四期生の中でも運動神経はピカイチ。これから先輩たちと運動企画で共演する際にも、負けず嫌いな一面を見せてほしい。
岸帆夏(きし・ほのか)
2004年8月15日生まれ、18歳の岸帆夏。12日の『おもてなし会』ではダンゴムシのモノマネを披露していた。虫への愛が伝わる自己紹介である。さらに、宮地すみれとコンビを組んだいきなり即興劇では、声の大きい店員をユーモアたっぷりに演じて会場の笑いを誘うなど、持ち前のユニークなキャラは健在。パフォーマンスでは、当初ダンスが苦手で泣いていたとは思えないほど力強い動きで、成長を感じられたのも記しておきたい。日向坂46での活動を通して、岸の明るい性格をさらけ出していってほしい。
なお、岸の筋金入りの虫愛エピソードをひとつ。幼少期から動物や虫が大好きで、小さい頃には友達保護者の前にミミズを持っていって驚かせていたというおてんばな彼女だが、小学校に入ると周りが動物や虫に興味を示さなくなってしまい、なかなか友達ができなかった過去があるという。
将来を諦めかけていた岸は、アイドルにもなれるとは思っておらず、オーディションにダメ元のような気持ちで応募し、日向坂46に見事合格。最終審査ではカエルのひなちゃんを紹介し、審査員を驚かせた。前述したように、「四期生ドキュメンタリー・フルバージョン」では研修期間中にダンスを覚えられずに涙を流す場面もあったが、ほかのメンバーに追いつくために、必死で努力を続けたという。
『日向坂で会いましょう』の初登場シーンでは緊張のあまりガチガチに震えていた岸だが、「四期生リレーSHOWROOM配信」では天真爛漫な笑顔を振りまき、終始ハイテンションな配信でファンの間では「井口眞緒の再来」と脚光を浴びた。中でもスズメバチの調理法や熊にあった場合の対策など、アイドルの配信とは思えないトークテーマに思わず見入ってしまう魅力があった。これから岸のパーソナリティが明るみになるにつれて、とんでもないバラエティの才能を開花させていきそう。
小西夏菜実(こにし・ななみ)
2004年10月3日生まれで18歳の小西夏菜実。山と海に囲まれている地元・兵庫県が好きだという彼女は、アイドルに憧れてはいたが、なりたいとは思っていなかった。しかし、日向坂46の「アザトカワイイ」のパフォーマンスをテレビで見て、「こんなにかわいくて、明るくて、キラキラしたアイドルがいるんだ」と衝撃を受け、日向坂46のオーディションに応募した。
12日のおもてなし会では、「こんなに好きになっちゃっていいの?」をセンターで披露。切なさと力強さが同居する絶妙な表情でファンを魅了した。個人的には私服ファッションショーでの独特な私服のセンスも気になるところ。164cmと身長も高く見栄えもするのでモデルとして輝く日も遠くはないだろう。
小西は4期生曲「ブルーベリー&ラズベリー」ではフロントメンバーにも選ばれており、ダンス未経験ながらパフォーマンスは折り紙付きだ。また、当初はおしとやかでクールなイメージがあった小西だが、『日向坂で会いましょう』では自分の名前にかけて「524-773におかけください」と自己紹介したり、ノーモーションで窓拭きのモノマネを披露したり、「四期生リレーSHOWROOM配信」でもときおり鋭いツッコミを入れたりと、関西出身らしいユーモア溢れる一面も見せている。
『B.L.T.2023年2月号』(東京ニュース通信社)のインタビューでは、普段から仲良しだという清水が「小西はすごいテレビにツッコむんです。『それ違うやろ~』みたいな感じです」と小西の意外な一面を明かしており、また岸も「おちゃらけキャラ」と語っていた。今後、どんどん関西魂を出していってほしい。
清水理央(しみず・りお)
2005年1月15日生まれ、18歳の清水理央。小学1年生から硬式テニスを習っていて根っからのスポーツ少女だったという清水は、中学生2年生のときに見たミュージカルに惹かれて劇団に所属した。高校ではチアダンス部に所属し、高校3年生のときには甲子園にも応援に駆けつけたこともある。「王道アイドルになりたい」と語る清水は、日向坂46の元気さとフレッシュさが自分のポジティブな性格に合っていると感じたという。中でも「青春の馬」の前向きなメッセージに背中を押されて、オーディションを受けることを決意した。
12日の「おもてなし会」ではMCで仕切りを任されることが多く、メンバーからも信頼されているようだ。「ブルーベリー&ラズベリー」は言わずもがな、自身も好きな曲に挙げていた「青春の馬」でのセンターでのパフォーマンスは、初の四期生曲で彼女がセンターに選ばれた理由がわかる納得のステージングだった。オーラという一言では簡単に片付けられない魅力。いつしか日向坂46を代表する王道アイドルとして立っている未来が見える。
清水を一言で表すならば“元気”。オーディションの最終審査でも一切緊張も感じさせずに、笑顔を振りまく姿は日向坂46のキャッチコピーでもあるハッピーオーラを体現している存在だ。
そんな清水は、先述の「ブルーベリー&ラズベリー」でセンターに立っている。「先陣を切ってチームを引っ張って行けるような人になりたい」と語る清水は、普段からグループ内でもまとめ役になることが多いそうだ。『B.L.T.2023年2月号』では岸が「私がダンスできない時はいつも、理央が『大丈夫?』って声を掛けてくれて。一緒に踊ってくれるから、すごくありがたいなって」と語っている。
ちなみに清水は、運動能力チェックでは石塚瑶季とともに50m走ではデッドヒートを繰り広げ、自身は50m走とハンドボール投げの2種目でトップになるなど、持ち前のスポーツの才能を見せつけている。いつでもスマイルをこちらに向けている清水だが、内に秘める熱さも彼女の魅力だ。
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