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キスマイ分裂騒動の裏側…横尾と宮田は「アイドルを辞める」?

キスマイ分裂騒動の裏側…横尾と宮田は「アイドルを辞める」?の画像1
(左)横尾渉、(右)宮田俊哉

 ジャニーズ事務所のアイドルグループ・Kis-My-Ft2の周辺が慌ただしくなっている。メンバーの横尾渉が、1月26日に一般女性との結婚を発表。その後、この横尾と宮田俊哉が個人会社を設立していたことが明らかとなった。

「横尾と宮田は揃って2021年9月頃に自身を代表とする会社を設立しています。ジャニーズ事務所としては、原則的に個人会社の設立は認めていません。過去に、元KAT-TUNの田中聖が副業でバーなどを経営し、個人会社を作ろうとしてトラブルになっている。そのときから、タレントには副業を含め厳しい目が向けられているようです。東山紀之と木村拓哉は個人会社を持っていると言われているが、原則はこの2人だけ。最近、大野智が知人を介して会社を設立していたことがバレ、退所が囁かれたほど。最近では、指原莉乃のように、若い芸能人でも節税対策のため個人会社を設立している例はめずらしくはありませんが、ジャニーズ事務所では個人事務所を作ることはそれほど“異例”なんです」(スポーツ紙記者)

 大野と同じく、横尾と宮田にもグループ脱退や退所の噂が囁かれている。

「横尾はグループの中でも仕事が少ないメンバーで、結婚発表の際もそこまで話題にならなかった。最近では、テレビ番組『プレバト!!』(TBS系)で評価を受けた俳句や、趣味で続けている料理の仕事が多くなってる。宮田もアイドルとしての活動よりも、自身のオタク趣味を生かして声優などアニメ関連の仕事を増やそうとしている。すでに、2人ともキスマイにいる必要性がなく、個人会社を設立していたことも相まって、グループからの脱退説が加速しているんです」(同上)

 ジャニーズ事務所は、親ジャニ系女性週刊誌「週刊女性」(主婦と生活社)を使って、2人がキスマイから脱退はしないと否定。あくまで節税のために会社を設立したと、横尾の母親まで登場させて弁明している。

 しかし、節税というなら、ドラマが絶好調な玉森裕太や、映画出演も多い藤ヶ谷太輔のほうが先に個人会社を作るべきだろう。2人ともCM出演などもあり、どう考えても横尾や宮田より節税が必要だ。

「ジャニーズ事務所が、横尾たちの脱退や独立がないと説明しても説得力はない。というのも、音楽番組ではキスマイの序列が下がっているんです。昨年末も『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)や『テレ東音楽祭2022冬』(テレビ東京系)にキスマイが出演しないと話題になった。ジャニーズ事務所の推しグループではないのは明白で、テレビ関係者の間では、存続がかなり危険なグループとして認識されている。玉森と藤ヶ谷ならもともかく、横尾と宮田なら脱退があってもおかしくない状況です」(民放関係者)

 ジャニーズ事務所に近いテレビや音楽関係者の間では、これは「キスマイだけの問題ではない」という声も聞こえてくる。

「Travis Japanもデビューし、関西Jr.のAぇ! Groupのデビューも間近と言われる。その中でジャニーズは、人気のないグループやメンバーの“整理”をかなり進めていく方向のようです。キスマイもそうですが、Hey! Say! JUMPもかなり危ないという話。メンバー間で仕事の忙しさの格差が大きく、バランスが悪い。ジャニーズJr.にも『22歳定年制度』を導入していますし、デビュー済グループでも活動は安泰ではない。キスマイの2人も、そういった“整理”の対象なのではないかと言われています」(同上)

 ただ、さすがに一度デビューしたタレントを、いきなりクビにするわけではないようだ。

「横尾や宮田は、自分の特技を活かせる仕事を獲得するために、個人で活動したほうがいいという建設的な考えなんです。ジャニーズとしても、グループでくすぶって埋もれるより、タレントが輝けるように導く狙いがあるとか。つまり今後は、“脱アイドル”をしていくジャニーズタレントが増えていく可能性が高い」(スポーツ紙記者)

 ジャニーズでは、グループからの脱退は、退所や引退など大きな節目を迎えることが多かった。しかし今後は、グループ活動にとらわれず、“脱アイドル化”をしてタレントの稼ぎを増やしていく方向のようだ。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2023/02/14 12:08
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