藤井風「風民おばさん」が暴走…アーティストも悩むSNS時代のファン管理
#藤井風
2月7日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)において、一部の藤井風のファンによる迷惑行為が報じられている。記事によると、藤井風のSNSに対して、セクハラまがいのコメントをする中高年の女性ファンがいるとのこと。さらにコンサートにおいても、席を離れて藤井を追いかけ回したり、客席に降りてきた藤井の腕をつかんだりする迷惑行為があったという。
「藤井風のファンは、中高年の女性が多いことで知られています。ファンの総称である“風民(かぜたみ)”から派生して“風民おばさん”と呼ばれてるとか。活動休止した氷川きよしのファンが藤井風に流れてきているのでは、とも言われています」(音楽事務所関係者)
もちろん、中高年の女性ファンが多いこと自体はなんの問題もない。幅広い年齢層にウケているということは、藤井風の音楽性の幅の広さを示しているともいえる。
「コンサートの現場で“大人”のファンが多いと、どうしても若いファンが敬遠してしまいがちになる。年齢が高いほうが総じてお金も持っているので、コンサートのチケットが彼らに買い占められてしまう可能性も高くなる。また、現場で“大人”のファンが増えると、人数の多さも相まって、次第に傍若無人になっていく。だんだん若いファンが離れていってしまいかねない、という構図です」(同)
藤井風と同様に、King Gnuなどについても、大人の女性ファンが多いという。
「一部の中高年の女性ファンによる迷惑な振る舞いは、仲間内だけであれば“仕方ない”で済まされるかもしれませんが、今はSNSでいろいろな行為が可視化されてしまう。本人へのセクハラコメントなどもそうですし、現場の迷惑行為もイヤな思いをしたファンに晒されてしまいます。もはや、クローズドな空間でも何をやってもいい時代ではないということを理解できていないファンが少なくないのは事実でしょう」(同)
SNSにおけるファンの迷惑行為としては、チケット取引にまつわるものも露見されている。
「男性と思しき人物が、とあるアイドルグループのコンサートのチケットを譲る代わりに“誠意を見せてくれ”とSNSに投稿し、話題になったことがありました。つまり、肉体関係を要求しているということです。逆に、肉体関係と引き換えにチケットを譲ってほしいという、女性ファンによるものと思われる投稿も話題になりました。
これらはイタズラや詐欺、美人局である可能性もありますが、そんなかたちのチケット取引がネット上で行われると、当のアーティストにとってはイメージダウンにしかならない。運営サイドとしても、SNS上におけるファンの迷惑行為は大きな課題です」(同)
そんななか、UVERworldは、出会い目的でオフ会に参加する一部のファンに関する注意喚起を行った。
「SNSなどでUVERworldのファンを公言して、女性ファンとの出会いを求めている男性が少なからずいるとのこと。出会い目的に迷惑している女性ファンも多く、UVERworldの運営はそういった交流に対して警告をしたのです。SNSによる誹謗中傷に対して運営が警告することはありますが、ファンの行動に対して言及するのは異例です。でも、こうやって運営が注意していかないと、SNSを介した迷惑行為はなくならない。今後は、こういった形で運営がファンを指導していくことも増えていくでしょう」(同)
放っておいたらエスカレートしてしまうのが迷惑ファンというもの。藤井風もまた、一部の迷惑ファンに正しい応援の仕方を指導することになるかもしれない。
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