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『鬼滅の刃』マンウィズの新主題歌が大荒れ! コレジャナイ感の理由

『鬼滅の刃』マンウィズの新主題歌が大荒れ! コレジャナイ感の理由の画像1
『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編 公式サイトより

 4月放送開始のテレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編(フジテレビ系)のオープニング主題歌が、ロックバンド・MAN WITH A MISSIONとmiletのコラボ曲「絆ノ奇跡」に決定したことが2月3日に情報解禁となり、ネット上では「コレジャナイ感……」と難色を示すアニメファンが相次いでいる。

 過去の主題歌といえば、LiSAが歌った「竈門炭治郎 立志編」の「紅蓮華」や、「無限列車編」の「明け星」、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の「炎」のほか、「遊郭編」のAimer「残響散歌」が大ヒット。アニメの世界観との親和性が高く評価された。

 そして、このほど発表された「絆ノ奇跡」は、2月3日に全国の映画館でスタートしたイベント「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」で上映された「刀鍛冶の里編」第1話でサプライズ公開。

 さらに同日、アニプレックスの公式YouTubeで、「絆ノ奇跡」の一部がアニメやアーティストの映像とともに公開され、7日時点で約182万回再生を記録している。

「刀鍛冶の里編」のために、MAN WITH A MISSIONのJean-Ken Johnnyが書き下ろしたという同曲。現在、『鬼滅の刃』公式Twitterには、アニメファンから多くの感想が寄せられているが、過去の主題歌と比べると曲調が軽快なためか、「マンウィズもミレイちゃんも大好きだけどコレジャナイ感。今まであった和の要素皆無で悲しい」「ダークな感じというか、夜の感じが足りない」「なんかサッカーアニメの主題歌みたいで、私には刺さりませんでした」などとネガティブな意見が目立つ。

「コンテンツの人気度を考えれば当然、年末の『NHK紅白歌合戦』をはじめ、音楽特番などへの出演も狙えるはずなんですが、曲はたしかに微妙。音楽番組に出たとしても、MAN WITH A MISSIONって撮影がめんどくさいんですよ……。仮面の中身は絶対見せちゃいけないのに、結構動くし、仮面の穴部分から“見えてはいけない何か”が見えちゃったりしてて。撮影は綿密な導線が必要なんで、生放送の音楽番組からは敬遠されると思います。となると、楽曲のヒットにも影響しそうですよね」(テレビ番組制作会社スタッフ)

 とはいえ、ワールドツアー上映にて長尺で聞いたファンからは、「私も初めは合わないって思いましたが、映画館で聞いたらしっくりきました」「映像付きのフル尺だと、思ったほど悪くなかった」と擁護する声も上がっているため、評価するには時期尚早ともいえそうだ。

「紅蓮華」などが大ヒットしただけに、ハードルが上がるのも無理はない。「残響散歌」も当初は「なんか違う」という反応が目立ったが、徐々にアニメとシンクロしていった経緯があるだけに、「絆ノ奇跡」も同様の流れを期待したいところだが……。
 

 

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/02/08 07:00
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