髙橋ひかるのSNSアカウント“乗っ取り対策”「現場でスマホは…」
#イベント #SNS
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が実施する「サイバーセキュリティ月間」が2月1日からスタートしている。同日に開催されたキックオフイベントに、タレントで女優の髙橋ひかるが登場した。
髙橋ひかるも「つい同じパスワードを使い回しがち……」
誰もがサイバー攻撃の被害者になりうる社会状況を踏まえ、内閣サイバーセキュリティセンターでは、2月1日から3月18日の“サイバーの日”まで「サイバーセキュリティ月間」を実施。サイバーセキュリティに関する普及啓発強化のため、サイバーセキュリティに関する情報発信など、さまざまな取り組みを集中的に行っている。
そんな「サイバーセキュリティ月間」の広報として今回のイベントに参加した、髙橋ひかる。映画やドラマのほか、テレビのバラエティ番組やラジオ、YouTubeチャンネルなど幅広く活躍している。
「お仕事に挑戦させていただいている中で、本当にいろんなことを学ばせてもらっています。今日はサイバーセキュリティについて、私自身もしっかり勉強できたらなと思っていますし、みなさんにも知ってほしいです」と、意気込みを語った髙橋。
ゲーム好きで自身のYouTubeチャンネルでオンラインゲームなどもプレイしているといい、日頃心がけているサイバーセキュリティ対策について語った。
「身近なものでいうと、スマホは誰かに触られないように一応すぐロックをかけるってことはやっています。お仕事の際に(スマホを)置いていってしまうこととかもあるから。SNSアカウント乗っ取られるみたいな話は身近なところでも結構あるので、他人事じゃないなってすごく感じます」
一方で、「具体的にどんな対策をすればいいのか、イマイチわからない」とのことで、サイバーセキュリティに関するクイズにトライすることに。パスワードを設定する上で大切なポイントを問う問題では「自分の名前や生年月日を使わない」「パスワードを教えない」「同じパスワードを使い回さない」という、やや初歩的な選択肢に「ついつい私もやっちゃいがちですけど。全部大切じゃないですか?」と回答して、正解。
「サイトによっては大文字・小文字とか、設定の仕方を指示してくれるからありがたいなと思っています。ログインするときに、大文字、小文字どっちかよく悩むんですけど……。でも、そのおかげでちゃんと安全が守られるということですもんね」とコメントした。
面倒くさがらず、安易に推測をされないパスワードにすることが大切なようだが、続く第2問「ランサムウェア」に関するクイズにも挑戦し、見事正解。
ランサムウェアとは「身の代金」を意味する「ランサム」と「ソフトウェア」を組み合わせた造語で、ファイルが暗号化などして利用不可能な状態にしたのち金銭を要求するマルウェア。一番の対策は、常にOSやソフトウェアを最新の状態にアップデートすることだという。
その後、内閣サイバーセキュリティセンターと独立行政法人情報処理推進機構が提示している基本的なサイバーセキュリティ対策の9カ条が紹介された。
サイバー攻撃というと高度なスキルを持つハッカーが行うイメージもあるが、多くの場合、単純なパスワードの使い回しを避けるなど、基本的な対策をやっていれば防げるものがほとんど。基本的な対策を怠らないことが、最も効率的な対策につながるという。
情報処理推進機構や各都道府県警には相談窓口も設置されており、高橋も「実際に困ったときは相談しに行こうと思います。みなさんも何か困ったことなどがあったら、ぜひ気軽に相談してほしいですね」と、呼びかけていた。
「サイバーセキュリティ月間」では“#サイバーセキュリティは全員参加”をキャッチフレーズに、啓発活動や情報発信に取り組みを進めていく。最後に髙橋は、「今回の9カ条もすごく簡単にできますし、そういう身近なところからできる対策で少しずつ実践していくと自分や会社、家族を守ることにつながると思います。“サイバーセキュリティは全員参加”を合言葉に、皆さんぜひ一緒に参加しましょう」と、メッセージを送った。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事