平野紫耀、「高校生が選ぶ推しジャニーズ」で圧勝…ジャニーズの“損失”が浮き彫り
#King & Prince #平野紫耀
King & Princeの平野紫耀が、高校生男女が選ぶ「推しているジャニーズ」の1位に選出された。2位以下に圧倒的な差をつけるダントツの支持率になっており、改めて平野のグループ脱退・退所が及ぼす「ジャニーズ事務所の損失」の大きさが浮き彫りとなっている。
1月31日、ティーンに特化したマーケティング&プロモーション支援を提供する「アイ・エヌ・ジー」が高校生100人(男女比5:5)を対象にした「推し活」調査の結果を発表した(「渋谷トレンドリサーチ」)。現在もしくは過去に「推し」がいたという人は8割以上にのぼり、そのジャンルは男女ともに「アイドル」がトップになっている。
「推しているジャニーズは?」という質問では、平野が得票率15%で1位を獲得。2位の道枝駿佑(なにわ男子)にダブルスコア以上の大差をつけており、3位に目黒蓮(Snow Man)、同率4位に岸優太(King & Prince)、中島健人(Sexy Zone)、松村北斗(SixTONES)が入った。
女子生徒の投票は目黒が最も多く、わずかな差で平野、中島、松村らが続くなど回答が割れている。だが、男子生徒の票では平野はほかの顔ぶれにさらに大差をつけている。平野以外で男子生徒からの票がもっとも多かったのは道枝の10%だが、平野は25%近くにも達しており、男子の約4人に1人が「平野紫耀を推している」と答えたことがダントツの支持率につながったようだ。
ジャニーズタレントは中性的なイメージが強いが、平野は「男らしい顔立ちと体型なのに美形」という稀有なタイプで、あこがれや手本にしたいという思いから男子の投票が集中したのかもしれない。女性ファンが大半のジャニーズにおいて男性人気の高さは大きな意味を持ち、ドラマや映画などで女性向け作品の枠にとらわれない活躍が見込める。
当然ながら平野は女性人気も高いが、その支持層は他のジャニーズタレントよりも幅広いと指摘されている。平野は表紙を飾った雑誌が売り切れ続出になることで知られているが、グループのメインのファン層といわれる10~20代向けの雑誌だけでなく、40代向けの「美ST」(光文社)のような雑誌もバカ売れ状態になった。出版業界や書店界隈では「平野紫耀を表紙した雑誌は確実に完売する」と認識され、表紙を飾った回数が一番多かった男性タレントを表彰する「カバーガール大賞」のメンズ部門では昨年3月に3年連続となる1位を獲得して殿堂入りを果たしている。
株式会社アーキテクトによる「タレントパワーランキング」でも、2022年2月度のデータをもとにした29歳以下のジャニーズ事務所に所属する若手タレントのランキングで、平野は中島健人や山田涼介らをおさえて1位になったほか、2022年5月に行われた調査をもとにした「タレントパワーランキング2022年第二四半期」では20代俳優部門で4位となり、ジャニーズタレントの中ではトップに立った。このランキングは、10~69歳の合計4400人の一般モニターに、そのタレントを知っているか?見たいと思うか?などを訊ね、集計したもので、一般の知名度や関心度の高さが測れる指標だが、若手ジャニーズの中で平野がズバ抜けていることがうかがえる結果だ。
これほどの支持層の幅広さと知名度、ファンの購買意欲の高さを兼ね備えた存在は今のジャニーズでは唯一無二といってよく、だからこそ平野の脱退と退所はジャニーズにとって非常に大きな「損失」といえるだろう。
平野は5月22日に岸優太、神宮寺勇太と共にグループを脱退し、同時にジャニーズ事務所を退所(岸は秋に退所)すると発表している。ジャニーズには、Snow Man、SixTONES、なにわ男子ら勢いのある若手グループはいるが、個人でいえば平野の穴を埋めるのは容易でないとみられ、ジャニーズ事務所は彼の退所後に改めて存在の大きさを痛感することになるかもしれない。
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