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宮迫博之が“制作費1,500万”ワイドショー始動！見どころは「放送事故」？

2023/02/02 20:00

文＝仲宗根由紀子（エンタメ系ライター）

#お笑い #宮迫博之 #YouTube

宮迫博之が制作費1,500万ワイドショー始動！見どころは「放送事故」？の画像1 — 宮迫博之公式YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」より

　元雨上がり決死隊の宮迫博之が1月29日、自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」を更新。2月16日からワイドショー番組を生中継すると告知し、視聴者からさまざまな意見が飛び交っている。

　1月4日公開の動画で、「生放送で、本当の一般の声も同時に聞けるようなワイドショーをやりたい」語り、商店街から生中継する“一般人参加型ワイドショー”の構想を明かしていた宮迫。

　その後、『マネーの虎』（日本テレビ系）をフォーマットとしたYouTubeチャンネル『令和の虎CHANNEL』で自らプレゼンテーションを行い、中継機材などに充てる制作費1,500万円をつかみ取ることに成功した。

　そして、同29日に「宮迫ですッ!【宮迫博之】」で公開された動画で、宮迫は「商店街生ワイドショー」を毎週火曜・木曜の昼と金曜の夜の週3回ペースで配信すると発表。

　2月16日に配信予定の初回は、東京都板橋区にある「ハッピーロード大山商店街」の和菓子店「辰屋かぎや」の店舗前から中継するそうで、宮迫は同店の店主に「出てもらいますから」と出演交渉。加えて、「八百屋さんの店主の方とかにもインタビューしながらね」とも発言しており、一般人との“絡み”を重視した内容になりそうだ。

　宮迫といえば、2014年4月～18年3月に雨上がり決死隊としてワイドショー『バイキング』（フジテレビ系）の金曜MCを担当。しかし、炎上を避けるためにスタジオで本音を話せなかったことや、街頭インタビューのVTRで偏ったコメントが流れがちな状況に違和感を覚えた経験から、「商店街生ワイドショー」の企画を思いついたという。

　そんな宮迫に対し、ネット上では「面白そう！　お昼休みに見ようかな」「これまでになかった新しいワイドショー。興味深いです」と好意的な声が多数寄せられているほか、事前に中継場所を告知した生番組とあって思わぬ“放送事故”が起こる可能性があることから、「ヤバいハプニングが起きそう」「ハラハラ感込みで見てみたい」と期待する声も。

　一方、「宮迫ですッ!【宮迫博之】」では、かつて『有頂天レストラン』という大型グルメ企画を始動させるも、回を追うごとに再生回数が激減してしまった過去があることから、「すぐに視聴者から飽きられそう」「長続きしないのでは？」と懸念する声も少なくないようだ。

　20年1月からYouTubeを始動し、以前は100万回再生を超える人気動画を連発していた宮迫。チャンネル登録者数は134万人（今月1日時点）を誇るが、再生数は減少傾向にあり、昨年12月1日以降に投稿された23本の動画のうち、13本が10万回再生に満たない状況だ。

　また、1月25日にカバー・アルバム『セカンドプロポーズ』をリリースするなど、最近は歌手活動にも注力している宮迫。ただ、収録曲「セカンドプロポーズ」のミュージックビデオの再生数は、YouTubeに公開してから1カ月半以上がたった現在で6万5,000回ほど。寂しい印象と言わざるを得ない。

　そういった状況から、一部ネットユーザーから「苦肉の策」と揶揄する声もある「商店街生ワイドショー」。“1本あたりの再生回数10万回、同時接続者数1万人”という高い目標を掲げている同企画だが、宮迫が標榜する“忖度のないワイドショー”は、どれほどの支持を集められるだろうか。