YouTuberヒカル、遅刻したメンバーへの“フツーの対応”に信者はガッカリ？

「あいつらってなんかLINEの返事をしないんすよ。グループLINEで（用件を）投げ込まれましたってなった時に、見てても、勝手に自分の中で返事して（いるつもりになって）書き込まないんすよ。『わかりました』『この時間に行きます』っていうのを書かないんで。それが続きすぎてて」

　人気YouTuberのヒカルが1月26日、ヒカルが立ち上げたYouTuberグループ・NextStageのメンバーである「みっき～」と「ロケマサ」に説教する動画を公開した。

　ヒカルは「今ちょっと緊急で動画を回しているんですけど」と前置きし、みっき～とロケマサがLINEを既読無視するうえ、連絡なしに遅刻することを繰り返していると報告。さすがのヒカルも怒りを隠せなかったようで、2人には自宅にすぐさま来るように連絡し、彼らが到着してすぐにお説教を始めたが、ヒカルの実兄である「まえっさん」が実はドッキリ企画だとネタバラシをし、2人はほっと胸を撫で下ろしたのだった。

「『半分ホンマ』と言っているように、みっき～とロケマサの遅刻と既読無視に目にあまるものがあり、いらだっていたのは事実の様子。しかし、怒りが収まらなかったのはヒカルではなくファンのほう。ヒカルはかねてからYouTubeで日本一を目指すと公言していただけに、この動画を見た視聴者から『日本一を目指してるグループにしては意識低すぎる』『ドッキリじゃなくて一度ちゃんと怒らないとダメ』『一般的な会社なら、遅刻や連絡バックレとか普通にクビだよ』といった批判コメントが殺到。さらに、『ロケマサの態度わるすぎ』など、怒られたメンバーから反省している様子が見てとれなかったことでもコメント欄が荒れています」（YouTubeライター）

　また、今回の対応は一般視聴者だけでなく、ヒカル信者までガッカリさせてしまったようだ。

「ヒカルは常々『周りと違ってなんぼ』『我慢しない人生を選べ』などと言っていた。ヒカルが彼らに注意した『時間を守らない』『返信をしない』はいわば社会のルールであり、むしろそうしたルールに縛られず“我慢せず生きている”メンバーは本来、好ましいはず。なのにヒカルは『会社だったら時間どおりに来るのは普通』など至極まっとうに説教したわけで、ドッキリ企画とはいえ、“普通の対応”だったことを残念がっている人も少なくない。以前から評価の高かったヒカルによるブチギレ企画ですが、今回は彼らにとってマイナスブランディングとなってしまったかもしれません」（週刊誌記者）

　遅刻した2人はヒカルの話題の著書のタイトル『心配すんな。全部上手くいく。』を勘違いしてしまった？

大沢野八千代（ジャーナリスト）

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ