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『夕暮れに、手をつなぐ』 広瀬すずより永瀬廉! まさかの“主演交代”か

『夕暮れに、手をつなぐ』 広瀬すずより永瀬廉、まさかの主演交代が始まる!?の画像1
火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)公式サイトより

 広瀬すずが主演し、ヒットドラマを数多く生み出してきた北川悦吏子氏が脚本でタッグを組む火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)。広瀬の方言演技が話題となっており、King & Princeの永瀬廉が共演している。

 第1話の見逃し配信の再生回数が、TBSの“火ドラ”では歴代1位の260万回を超えるなど、注目を集めているドラマだ。

「広瀬と永瀬の共演ということで、TVerを中心に見逃し配信は好調ですが、視聴率はかなり厳しい。第1話の世帯視聴率は8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でしたが、1月24日に放送された第2話は世帯視聴率が6.6%に急落した。メンバーの脱退騒動で話題の永瀬を起用したわりには、かなり厳しい数字です。
 最近、テレビ業界では視聴率以外の指標、それこそ見逃しの再生回数やTwitterでの盛り上がりなども重視するように変わってきてはいますが、やはりメディアはまだまだ視聴率の良し悪しで報じる向きもある。特に永瀬は、本格ラブストーリー初挑戦だったので、ジャニーズ事務所も視聴率の降下に神経を尖らせています」(民放関係者)

 九州の片田舎で育った純真無垢な浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者に裏切られるところから物語が始まる。音楽家を志す海野音(永瀬)は、ひょんなことから空豆とひとつ屋根の下で暮らすことに。生まれも性格も違う2人が、お互いに惹かれ合うラブストーリーだ。

 しかし、どうにも広瀬が演じる空豆の魅力がドラマから感じ取ることができない、という声も。

「広瀬は、喜怒哀楽が激しい空豆を器用に演じています。ただ、かなり役に入り込むのに苦労している印象。空豆は九州の言葉をブレンドした独特な『空豆語』を話すので、セリフに違和感を感じ、ハマらず脱落していく視聴者も多いようです」(同上)

 今やドラマや映画で大活躍中の広瀬だが、今回の空豆役は大苦戦しているようだ。それが理由なのか、同作では“主役交代”が水面下で進んでいるという。

「第2話に関しては、永瀬が演じる音の出番がかなり多くなっている。視聴者は、広瀬と永瀬の“W主演”だと勘違いするほどです。というのもTBSは、今後も永瀬のシーンを多くしていき、話題を作っていこうと考えているようです。広瀬のキャラが、あまり視聴者に刺さっていないことを考えると、永瀬がドラマを引っ張っていく展開のほうが視聴率の向上が見込めるから。キンプリの脱退騒動で永瀬が注目されていることも含め、音の“主人公化”が進んでいるようです」(同上)

 広瀬と永瀬という、話題の俳優を集めたキャスティングが売りだった『夕暮れに、手をつなぐ』。脚本の北川氏もかつては高視聴率ドラマを連発していたが、同作のどこか古臭いストーリー展開は視聴者を引き付ける魅力を放ってはいないようだ。

「今クールのドラマでは、同局の『100万回 言えばよかった』や、『星降る夜に』(テレビ朝日系)など、凝った設定の恋愛ドラマが多い。その中で、『夕暮れに、手をつなぐ』は、婚約者に裏切られた空豆と音が偶然一緒の家に住み愛を育むというもの。互いを意識しながらも、恋敵が出てくる……というベタな展開です。正直、続きが気になるような内容ではなく、一昔前の恋愛ドラマといった雰囲気。第2話で視聴率が急落したのも納得です」(スポーツ紙記者)

 そんな中、起死回生を狙ってやはり永瀬を主軸にしていく話が出始めているという。

「第2話では、劇中の売れっ子ミュージシャン・マンボウとして、NEWSの増田貴久が登場。永瀬との掛け合いも良く、ジャニーズファンから好評でした。今後も、永瀬と増田のカラミは増えていくようです。
 北川氏は、かつて木村拓哉の作品『ロングバケーション』(フジテレビ系)や『ビューティフルライフ』(TBS系)で名前を売った脚本家。ジャニーズタレント主演の脚本はお手の物ですし、今後は広瀬の場面を削ってでも、永瀬を露出させる作戦に出るという話が浮上しています。とはいえさすがに広瀬を邪険に扱うわけにはいきませんから、うまく調整して、いつの間にか音が主人公になっているような流れを作っていくようです」(民放関係者)

 すでにピンチを迎えている『夕暮れに、手をつなぐ』。永瀬は救うことができるのか!?

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2023/01/31 13:00
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