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岸優太の「吹っ切れた」発言が物議 キンプリ公式Twitterの謎の「いいね」も波紋

岸優太の「吹っ切れた」発言が物議 キンプリ公式Twitterの謎の「いいね」も波紋の画像
岸優太

 King & Princeの岸優太が29日、日本テレビ系単発バラエティ番組『ゴタクを並べてワッハッハ』にゲスト出演し、地上波テレビで初めてグループ脱退とジャニーズ退所について語った。直後、グループの公式Twitterが一般ファンのツイートに意味深な「いいね」をしたことで波紋が広がっている。

 King & Princeは昨年11月、岸、平野紫耀、神宮寺勇太の3人が今年5月22日に脱退し、それぞれジャニーズ事務所を順次退所すると発表。以降は残った永瀬廉と高橋海人の2人でグループを継続するとされている。これについて、メンバーがラジオ番組で言及したり、歌番組で短い言葉で触れたりしたことはあったものの、バラエティ番組では語られてこなかった。

 今回の番組では、冒頭にアンタッチャブル・柴田英嗣が「最近は不安なことや悩みとか抱えていたりするのかい?」と軽くジャブを入れ、岸が「みんな深読みしちゃうと思うんですけど、全然大丈夫ですよ! 吹っ切れ……吹っ切れてるっていったらまたちょっとおかしいですけど」と自ら退所に触れて微妙なニュアンスで返すと、劇団ひとりが「そっちから話してくれると楽だわー」と語って緊張が一気にほどけた。

 番組は、岸の悩みに対して劇団ひとり、柴田、カズレーザーら芸人軍団がプレゼンで回答するという内容。友人への贈り物でセンスを見せつけたいという岸に対して、劇団ひとりは折り畳みヘルメットを推奨し、その頑丈さを検証するために岸がかぶって叩かれることに。劇団ひとりがヘルメットがずれるほど思い切り叩くと、岸から「全然手を抜いてないんですよ! まだ俺、J(ジャニーズ)ですからね!」と際どいクレーム発言が飛び出した。

 プレゼンバトルに勝利したのはモグライダーの芝大輔で、ご褒美として岸に好きな質問をできる権利が与えられた。芝は「事務所を退所することを家族に打ち明けた時の反応は?」と尋ね、岸は「相談の段階で、ほぼ自分の中では決断が決まった時に、家族に電話して『こういうふうに実は思ってる』の“る”のところで『バカ!』って言われましたね」と明かした。相手は父親だったそうで、現在も「バカ」といわれているそうだが、その一方で「最終的には俺には判断できないから、お前がやる方を応援する」「決まったからには悔いを残すなよ」とエールを送ってくれたという。

 さらに、岸は「脱退前にKing & Princeのメンバー5人で最後にやりたいことは?」という質問に対し、「本当に久しくメンバーと飲むみたいなのやってないんですよ。デビューしてすぐコロナ禍があって。打ち合わせとかでは何度も会ってきたんですけど、単純に、酔っ払いまくりたいですね。プライベートで5人だけで。時間を合わせて、改めてゆっくりと過ごしたいという気持ちが出てきましたね」と思いを打ち明けた。

 岸が脱退・退所について語ったことで大きな反響が起きたが、その中でも注目されたのは冒頭の「吹っ切れた」という言葉だった。通常、自分から望んで脱退・退所する場合に使う言葉ではないように思えるため、未練がありながら何らかの理由でグループを去ることになったという印象を受ける。SNS上のファンからは、この言葉の真意をめぐってさまざまな意見が噴出している。

 さらに、直後にTwitter上の「本人が話すことで、脱退・退所の現実味が増してくる…その話が本心でも本心じゃなくても」「あれが本音かは分からないけど、誰の言葉よりもメンバーからの言葉を受け取って感じ取ることが今私たちにできることだと思ってるからね」といった一般ファンのツイートに対し、グループの公式アカウントが「いいね」をしたことが騒ぎに。現在は取り消されているので誤操作だった可能性がありそうだが、いずれのツイートも「岸くんの本心は別にあるのでは」と指摘するようなニュアンスだったため、何らかの意図があったのではないかとも推測されているようだ。

 ジャニーズ系グループのメンバーがゲスト出演した番組でフランクに脱退・退所について語るというのは前代未聞だが、これに事務所側がOKを出したということも含め、さまざまな憶測を呼びそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/01/30 21:00
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