KinKi Kidsの新曲は“ハロプロ感”満載? ジャニーズとハロプロの意外な共通点
#音楽 #ジャニーズ #KinKi Kids #ハロプロ
1月18日に発売されたKinKi Kidsの46枚目のシングル『The Story of Us』が1月24日発表のオリコン週間シングルランキングで初登場1位を記録。1997年のデビューシングル『硝子の少年』以来、46作連続の1位を獲得し、自身が持っていた“デビューからのシングル連続1位獲得作品数”の記録を更新した。
CDデビュー25周年記念作品となった今回のシングル。表題曲の『The Story of Us』はKinKi Kidsとして作詞・作曲を担当している。一方、通常盤に収録されている『Endless Promise』と『妙なMotion』という2曲の作家陣について、一部で話題となっているようだ。
通常盤の2トラック目に収録されている『Endless Promise』で作詞を担当したのは、KinKi Kidsの作品において共同プロデュースをすることも多いシンガーソングライターの堂島孝平。作曲は、ハロー!プロジェクトのグループに多くの楽曲を提供している星部ショウが担当した。
「堂島さんはハロプロのアンジュルムの大ファンとしても有名で、アンジュルムにも楽曲を提供しています。そして、星部ショウさんはハロプロが所属するアップフロントグループのオーディションをきっかけに作家活動をスタートさせた人物。アンジュルム、Juice=Juice、つばきファクトリー、BEYOOOOONDSなど、多くのハロプログループの楽曲を手掛けています。つんく♂さんが総合プロデュースを外れたあとのハロプロでは、もっとも重要な作家となっていますね。そういう意味では、今回のKinKi Kidsの『Endless Promise』は、まさにハロプロ絡みの1曲と言っても過言ではないと思いますよ」(レコード会社関係者)
『The Story of Us』の3トラック目に収録されている『妙なMotion』の作詞は、ヨリキと炭竃智洋、作編曲は炭竃が担当している。
「この炭竃智洋さんもまた、ハロプログループのたくさんの楽曲で、作曲や編曲を担当しているんです。今回のKinKi Kidsのシングルの通常盤は、3曲中2曲が“ハロプロ感”にあふれているというわけです」(同)
一方で、ハロプロでもジャニーズ事務所と縁の深い作曲家が起用されているという。
「KinKi Kidsや嵐、NEWS、ジャニーズWESTなどに多くの楽曲を提供している作曲家のShusuiさんが2020年くらいから、アンジュルム、Juice=Juice、つばきファクトリーなどのハロプログループに楽曲を手掛けています。Shusuiさんは、ジャニーズ・エンタテイメントの元社長である小杉理宇造氏のご子息であり、いろいろな意味でジャニーズ事務所と関係が深いんです」(同)
作家陣を通して、ジャニーズとハロプロがつながり始めている状況について、“自然な流れ”だと見る関係者も多いようだ。
「ジャニーズとハロプロは、独自の伝統を保ちつつ、最新のトレンドもうまく組み込んでいくスタイルが共通しています。ジャニーズ事務所とハロプロが所属するアップフロントは、ともに老舗の音楽事務所ということで、考え方も似ているのかもしれません。実際にジャニーズとハロプロの両方を応援する“兼ヲタ”も多く、お互いの交流を期待する声も多いです」(音楽事務所関係者)
作家陣の“交換”をきっかけに、ジャニーズとハロプロがなんらかのコラボをするようなことはあるのだろうか?
「過去には『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)でSexy Zoneとモーニング娘。がコラボしたこともありました。番組レベルでのコラボであれば、十分にありうるのでは。ただ、CDなどの作品としてリリースするとなると、ハードルは高い。ジャニーズのグループがコラボをするということ自体がほとんどないですからね。ただ、両者の親和性が高いことは間違いないのので、可能性はゼロではないと思います」(同)
ちなみに、2022年がKinKi Kidsのデビュー25周年だったのに対し、2023年はハロー!プロジェクトの誕生25周年イヤーでもある。この記念すべきタイミングで、なにか動きがあるのでは……などと夢想せずにはいられない。
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