『夕暮れに、手をつなぐ』キャラもSNSで話題の遅咲き女優・松本若菜に忍び寄る宿命
#ドラマ #松本若菜
黒島結菜、福原遥、奈緒、池田エライザ、上白石萌歌など、2022年も多くの女優がブレイクしたが、忘れてはいけないのが松本若菜。4月クールのドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)での怪演が話題になると、7月クールではデビュー15年目にして『復讐の未亡人』(テレビ東京系)で連続ドラマ初主演を果たし、飛躍の1年となった。
現在は、広瀬すずとキンプリ永瀬廉のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)にも出演し、永瀬が所属するレコード会社の社員役を演じている。サバサバしたキャラクターがSNSで視聴者にもウケており、作中で発する松本の独特の存在感は健在だ。さらにドラマ『探偵ロマンス』(NHK総合)にも出演中で、快進撃は止まらない!
「松本は07年に『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)で、主人公・佐藤健の姉役でデビュー。以来、ドラマも映画も仕事は途絶えず、17年には映画『愚行録』でヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞しましたが、実績に知名度が追いついていない印象でした。しかし『やんごとなき一族』では、主人公の土屋太鳳をイビりまくる姿や顔芸が“松本劇場”とまで呼ばれ、大きな話題に。夏には連ドラ初主演を果たし、目下、バラエティでも引っ張りだこです。
有名なのはデビュー前のエピソード。鳥取県から女優を目指して上京した松本は、20代前半のころに新宿の鰻屋でバイトしていましたが、その店がお笑い劇場の近所だったため、芸人の間で『鰻屋にものすごい美人の店員がいる』と話題になっていたそう。今でもバラエティ番組に出演した際の鉄板ネタになっています」(芸能記者)
30代となった今、オトナの色気が漂う松本だが、バイトをしていた当時からまばゆいオーラに包まれていたことは想像に難くない。
ただ、デビュー15年目でブレイクした彼女には、少し気がかりなことがある。それは、芸能人なら誰もが避けたい“キャラ被り”だ。キー局のドラマ制作関係者はいう。
「昨年のドラマ界で、松本若菜の台頭は大きなトピックでした。というのも、近年のドラマは内容よりもキャスティングありきの作品ばかり。いつも同じような女優が主役で、少々マンネリ気味でしたが、松本のように脇でコツコツと経験を積み、演技で話題となって主役の座を掴むような女優が現れたことは、ドラマ関係者にとってうれしいニュースだったんです。
ただ、名字が同じというだけで、松本まりかと混同されがちなのも事実。確かに2人は、怪演でブレイクした点でまったく同じですし、遅咲きというところも同じ。そもそも同い年ですし、共に独身ですし、ちょっと気怠そうな雰囲気もそっくりなら、背格好も似ています。女優業界ではかつて、水野真紀と水野美紀、酒井美紀と坂井真紀が“鬼門”でしたが、まりかと若菜も今後は混同されることになりそう……。いっそ共演するのも面白いかもしれません」(キー局ドラマ制作関係者)
若菜vsまりかの“怪演対決”は見られるか!?
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