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木村拓哉の一言で全カット騒動に進展… 『モニタリング』の裏側を暴露

木村拓哉の一言で全カット騒動に進展… 『モニタリング』の裏側を暴露の画像1
TBS『ニンゲン観察バラエティ』公式ツイッターより

 “レンタルなんもしない人”こと森本祥司氏が、ジャニーズ俳優・木村拓哉のせいで、自身の出演シーンが「全カットになった」と訴えた騒動。その後、森本氏が真相を明かしたことで、騒ぎが再燃しているようだ。

 森本氏は「ただ居るだけで(ごく簡単な受け答え以外は)なんもしない」依頼をTwitterで募集する人物。たびたびテレビ出演しているほか、2020年には自著『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)がNEWS・増田貴久主演で連ドラ化されるなど、テレビ業界との接点もある。

 そんな森本氏は、1月5日に放送されたバラエティ番組『ニンゲン観察バラエティ モニタリング 新春SP』(TBS系)の放送後、自身のTwitterに「モニタリングに出たけどキムタクに『あんま面白くなかったね』と言われて全カットになった」と投稿。

 加えて、「キムタク嫌いとはいえいざ同じ空間にいるとなるとめっちゃ嬉しかったな。まさかもっと嫌いになるなんて思ってなかったけど」とも投稿していたが、現在はいずれも削除されている。

 大スターである木村に関する暴露とあって、当然、大騒ぎになったが、16日発売の「女性セブン」(小学館)が、事の真相を報道。それによれば、木村が「面白くなかった」と言った場面に確かに森本氏もいたが、その言葉はその場にいたSnow Manの目黒蓮と深澤辰哉に向けられた“後輩ジャニーズへの助言”だったとか。

 同誌の取材に対し、森本氏は「事実を面白く切り取ってツイートしたのですが、想像以上に本気に受け取る人が多かった」「木村さんがぼくに『面白くない』と言ったわけではないのはわかっていましたが、自分が出演したシーンについてのことなので、自分も面白くないと言われた気分になってしまいました」などと説明している。

 この記事が18日にニュースサイト「NEWSポストセブン」に掲載されると、ネット上では「カットされたからって、木村拓哉に八つ当たりして印象を下げないで」「とばっちりですよね。公の場で発言をすることの重大さを知ってください」などと森本氏への批判が続出。

 そんな反応を受けてか、森本氏は19日、問題のツイートをした理由を「『キムタクが「面白くない」とか言ったくらいで全カットになるわけがないしそれくらいみんなわかる』という前提が自分の中にあったからかも」と振り返り、「みんなの読解力を買い被りすぎてました」などとツイートしている。

 森本氏へのバッシングはしばらく続きそうだが、一方で森本氏は前出の「女性セブン」で、「撮影で5時間以上も拘束されたのに放送日も知らされず、登場シーンもカット。そのことについてフォローの連絡もなくて……現場でもずっと“素人さん”と呼ばれ、モノ扱いされているようで嫌でした」と『モニタリング』スタッフへの不満をぶちまけているほか、これが原因で苛立ってしまい、木村への配慮が欠けてしまったことを明かしている。

 もし、森本氏の主張通りだとすれば、テレビ業界の傲慢体質のせいで、結果的に木村がとばっちりを受けた形ともいえそう。また、“素人さん”呼びされたという森本氏に対し、「素人さんと呼ばれたら気分悪いですね」などと同情するネットユーザーも多く、批判の矛先がテレビ業界の“悪しき慣習”に飛び火している様子もうかがえる。

 18日には、Twitterで「もうテレビに呼ばれなくていいから素直に悪口言ってこ」と宣言した森本氏。かつては木村の後輩にあたる増田が、森本氏役を演じたこともあったが、今後、彼がジャニーズタレントと絡むことはないかもしれない。

 

 

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/01/21 13:00
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