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ハリー王子の自伝がバカ売れ、メーガン妃との今後は…
英国王室を離脱したハリー(ヘンリー)王子が上梓した自伝『Spare』が発売され、ものすごい勢いで売れているという。発売初日で全世界で143万部が売れ、この手のジャンルでは空前のベストセラーになっていると報じられている。
昨年暮れにはNetflixで2人をインタビューした『ハリー&メーガン』(エピソード1~6)が放送され、Netflixは初日としては最多の視聴者数を獲得したそうである。
本の印税は2000万ドル。Netflixの出演料も相当な額だといわれている。
タイトルのスペアというのは、ハリー王子を出産したダイアナ妃にチャールズ皇太子が「後継者(ウィリアム)と“スペア”まで産まれて、任務は完了だ」と声をかけたということから、常に“予備”である次男としての悲哀や懊悩がこの本の通奏低音だという。
新潮で英国在住のジャーナリストは、「王室との間に拭い難い禍根を残す内容であることに驚きました」といっている。
「中でも目を引いたのは2019年、兄のウイリアム王子がヘンリー王子の自宅を訪れた際、メーガン妃を『不躾』『気難しい』などと批判したことから喧嘩になり、兄が弟につかみかかって床に押し倒したという記述。この時ヘンリー王子は背中に傷を負い、兄は『メグ(メーガン妃)に言う必要はない』と言い残して帰っていったというのです」
兄や兄嫁のキャサリン妃との確執が書かれているという。2005年に、ハリー王子が、ハロウインか何かのパーティーにナチスの制服を着て出席し、非難を浴びたことについて、「私の人生で大きな過ち」だとしているが、回顧録の中では「コスチュームについて兄とキャサリンに相談したところ、ナチスの衣装を勧められたと明かしている。
また、父親のチャールズ皇太子から、「私が君の本当の父親かどうか誰にも分からない」といわれたこともあったと明かしている。
その当時、ダイアナの元恋人のヒューイット少佐が「王子の父親ではないか」との噂が広まっていた時だった。
また、メーガン妃の気の強さを示すエピソードもある。第3子を産んだばかりのキャサリン妃とウイリアム王子が、自宅にハリー夫妻を招いた時のこと。
当時はまだ子どものいなかったメーガン妃がキャサリン妃に「赤ちゃん脳」になっているのではと揶揄したという。
赤ちゃん脳とは、妊娠中や出産直後の女性がホルモンの関係で記憶力などが低下する俗説で、ウイリアム王子が「失礼だ」とメーガンを指さしたところ、彼女は、「私の顔に向けた指をどかして」といい返したという。
私は、Netflixの『ハリー&メーガン』の1~6エピソードまでを見て、こう思った。
「ヘンリー王子は、メーガンと一緒になってなければ、王室を離脱することはなかっただろう」と。
メーガン妃は、美しく、意識も高い女性である。父親は白人だが、母親はアフリカ系の黒人。
英国にはかつて多くの植民地があり、そこには多くの黒人が奴隷としていた。そうした現状を受け入れて英国王室は長年続いてきたのである。
ハリー王子がいっているように、王室の中には根強く黒人に対する偏見があったのだろう。
それを、ハリー王子がメーガン妃と結婚することで、王室の中の偏見が正され、新しい英国王室ができるかもしれない。
英国に住む黒人たちは、そう思い、2人の結婚を祝福した。しかし、ハリー王子は、王室の人間が人種差別的な発言をしたと、何度もいったり書いたりしてきた。
メーガン妃の“激しさ”もあり、2人のほうが皇室を出て行くことになってしまったのである。
メーガン妃としては、元妃という称号を手に入れ、自由に暮らせる人生は願ってもないものだろうが、ハリー王子にとっては、カネに不自由はないだろうが、王室を追い出されてしまったという負い目は、これからも続くのではないか。
それがあるとき爆発して、2人が不仲になるということもあり得る。
Netflixを見ていてそう感じたのだが、2人はこれからどうなるのだろう。
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