『旅サラダ』中丸雄一、大先輩・東山紀之にガチ緊張で迷言多発「ずっと正月だったらいいのに」
#KAT-TUN #中丸雄一 #旅サラダ #なかまる印
1月7日の『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)は、新年一発目の放送。久しぶりに見られる『旅サラダ』だし、「日常が戻ってきたんだなあ」という感慨がある。
「はい、おはようございます! 2023年1月7日、今年も残すところ358日です」(神田)
わかっていても見ておきたくなる、MC・神田正輝によるお決まりの年始の挨拶だ。
そして、こちらも恒例になった感がある。『旅サラダ』新年一発目のゲストは、東山紀之だった。おそらく、翌8日放送『必殺仕事人』(テレビ朝日系)番宣のための出演と思うが、さすがヒガシ。新年からカッコいい。
恒例コーナー「発掘!ニッポン なかまる印」でリポーターを務めるのは、KAT-TUNの中丸雄一だ。今回、彼が訪れたのは兵庫県尼崎市だった。中丸からすると東山は、新年一発目から緊張させられるゲストだろう。
スタジオから向井亜紀が「中丸くーん!」と呼びかけるや、足元からの煽りショットで登場する、なぜかカッコつけている中丸。なんなの、そのモデル歩きみたいな足運びは?
でも、中丸だ。カッコつけきれない。ディレクターのキューとタイミングが合わなかったのだろう。1歩進んでは1~2歩下がり、そこからまた歩き出したり、謎の足踏みムーブを始めるのだ。
「(中丸の登場の仕方に)迷いがありましたね」(東山)
ちょっと映っただけで、「迷いがある」と先輩からダメ出しを食らった中丸。面白くなりそうな予感しかない。
ガチガチの中丸雄一と、ニコニコの東山紀之
ダメ出し直後に一度CMが入り、仕切り直す形で「なかまる印」は再スタートした。
「新年、あけましておめでとうございますー、中丸ですー!」(中丸)
きっと、寒いのだろう。中丸の姿勢がおかしなことになっている。寒さのあまり肩が上がり、首が肩に埋まっているのだ。赤いツナギの袖から覗く白いニットが、当日の寒さを如実に表している。
そんな後輩へ、スタジオにいる先輩が声をかけた。
「おはようございます、お願いします! 元気? 元気?」(東山)
友だちじゃないんだから。そんな軽いノリの先輩と相対して、中丸の様子がいつもと違う。
東山 「なんか今日、いつもよりやりにくそうじゃない?」
中丸 「やりにくさはないんですけど、自然と不思議な緊張感はあります」
東山 「頑張ろうね(笑)」
スタジオから東山先輩に見守られる、“緊張感ある丸”の中丸。明らかにいつもより声を張っているし、明らかに普段よりちゃんとしている。加えて、緊張のせいでいつもより猫背なのだ。ガチガチの中丸と、ニコニコのヒガシ。
さて、「なかまる印」は、その日訪れた地域の何を中丸が深掘りするか、クイズ形式でスタジオに問うのがいつものルーティンだ。
「ここでちょっと、クズです!」(中丸)
急に、何を言い出すのかと思った。「クイズ」を「クズ」と噛んでしまった中丸。本気で緊張しているのだろう。今回、中丸が深掘りするのは……尼崎の工芸品・樽であった。
というわけで、中丸の前にはたくさんの酒樽が。大相撲の力士が優勝したときに鏡開きする、アレである。どの樽もカラフルだし、デザインが素敵だ。樽を専門に扱う「岸本吉二商店」代表の岸本敏裕さんが解説してくれた。
中丸 「この樽、ふとしたときに見ますけど、厳密になんて言うんですか?」
岸本 「これね、酒樽を巻いた『菰樽(こもだる)』って言うんですよ」
知らなかった。ためしに「こもだる」と打ってみると、一発で「菰樽」と変換できる。原料は藁で、それを折って菰にして酒樽に巻けば菰樽になるわけだ。不思議な緊張感がある中丸が、今回は菰樽を紹介するということ。
さっそく、岸本吉二商店の工場にお邪魔した中丸。まだ緊張しているのか、それともただ寒いのか? 工場へ移動する中丸の姿が、スーパー猫背のまま早歩きなのだ。チャリの鍵を落とし、地面を凝視する小学生じゃないんだから。
そんな心配な姿勢のまま中丸が工場に到着すると、卓上用のミニチュアサイズ樽だったり、バラエティ豊かな菰樽が! この伝統技術を中丸が教わるのだ。
「で、お正月らしく、スタジオの皆さんと鏡開きしてみたいと思いますので、それものちほどお願いします!」(中丸)
つまり、中丸がこの工場で菰樽を作り、今いる尼崎から大阪市福島区にある『旅サラダ』のスタジオへ向かう……という流れを想定している模様。
「待ってるよー!」(東山)
東山が辛辣評価「中丸の作業は大したことなかった」
時刻は8時36分、工場にいる中丸からスタジオへ呼びかけが。どうやら、菰樽づくりがいいところに来たらしい。
「(尼崎に)まだいるの?」(勝俣)
いや、たしかに。まだ、いるの!?
ここから中丸は、菰に絵柄を熱転写する工程に突入する。特別に今回は『旅サラダ』のロゴを用意、これを菰に転写して番組オリジナルの酒樽を作るつもりのようだ。
作業自体は、簡単である。印刷した絵柄を機械に挟み、熱と圧力でプレスして転写する。レバーの押し引きで機械を操作し、プレスするのは中丸の役目だ。結果は……上出来だった。
「120パーセントのデキです。驚いてます! かんっっぺきです!!」(中丸)
自己肯定感の強い中丸はご満悦の様子だ。そして、ご機嫌のままいったんCMへ。CM明けに事件は起こった。
「東山さん、すいません。CM中に『中丸の作業はたいしたことなかったな』と言うのはやめてくださいよ。その通りなんですよ(苦笑)」(中丸)
CM中、中丸の仕事に辛辣な評価を下していた東山。どうか、お手柔らかにお願いしたい。たしかに、レバーを押しただけだったけれども……。
というか、CM中に聞こえたことを全部暴露する中丸も中丸だ。いつも、スタジオに甘やかされてばかりの中丸だから、東山先輩からのツッコミに苦笑極まりなかった。まあ、イジられながら可愛がられている感があるし、これが生放送の良さである。
ここからは、最終工程に突入! 樽に菰を巻き付け、結ぶ作業に進むようだ。この工程は、すべて手作業である。もちろん、中丸も手伝う。その間、視聴者には過去の「なかまる印」の名場面VTRが紹介された。
「私、中丸もですね、全国各地で発掘してきたぜっぷんグルメの中から視聴者の皆さんに食べていただきたい……と、ものを選んできました。まずは、こちらのボラ、VTRをご覧ください」(中丸)
噛みすぎの中丸。大先輩がいるせいで、通常の倍は噛んでいる。東山を前にした、甘噛み丸だ。
そんなこんなで、菰樽が完成! これを『旅サラダ』のスタジオに持っていき、みんなで鏡割りするわけだ。そのために、中丸は大急ぎで移動する必要があるが……。
中丸 「待っててください! ちょっと、道路の状況によって間に合わないかもしれません」
東山 「絶対、来てくれ!」
「間に合わないかもしれない」と、臆面もなくはっきり言う中丸に笑ってしまった。間に合わせてよ! 一方、「絶対、間に合ってくれ」と急かす東山。この時点で、時刻は8時48分だ。いや、尼崎から大阪市福島区なら余裕で間に合うのでは……。
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