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櫻井翔『SHOWチャンネル』が低視聴率でピンチ…嵐ソロ活動の不安要素に?

櫻井翔『SHOWチャンネル』が低視聴率でピンチ…嵐ソロ活動の不安要素に?の画像1
番組公式サイト」より

 嵐が活動を休止してから丸2年が経った。活動再開の声はいまだに聞かれないが、個々のメンバーの活動は順調だ。二宮和也は冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)が継続中で、主演映画『ラーゲリより愛を込めて』の興行収入は公開12日で9億円を超えた。また、相葉雅紀も『嗚呼!!みんなの動物園』(同)と『相葉マナブ』(テレビ朝日系)の2本が継続。松本潤は主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の撮影の真っ最中だ。

 そんな中、櫻井翔に注目してみよう。

 「2023年1月からは土曜夜10時の枠で『大病院占拠』(日本テレビ系)というドラマの主演を務めます。さらに、3月には広瀬すずとのW主演ドラマの映画版『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』が公開されるなど、俳優業も活発です。また、『全国直送ニュースバラエティー SHOWチャンネル』(日本テレビ系/2022年9月までは『1億3000万人のSHOWチャンネル』)と『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)も引き続き担当しています」(芸能ライター)

 そのトーク力で『嵐にしやがれ』(同)、『VS嵐』(フジテレビ系)でもメンバーを引っ張ってきた櫻井。今もそのしゃべりは衰えていないが、『しやがれ』の後から始まった『SHOWチャンネル』が、なかなかシビアな事態になっているという。

 「2021年1月から始まった同番組は、もともと“SHOWチャンネル”と謳っているように、YouTubeを強く意識したものでした。視聴者から『やってみたい』『見てみたい』『見たくなる』1行企画を広く募り、それを実行する姿を櫻井が鑑賞するプログラムでした。ただ、視聴者からなかなか良い企画がこなかったこともあり、タレントが自分たちの叶えたい企画に挑戦することがメインを占めるように。

 そのコンセプトも徐々に変わり、スタジオに芸能人のゲストを呼んでプライベートトークを繰り広げたり、名店のレシピを教えてもらったりするなど、軸を失っていきました。こうしたブレを一掃するためにも、新機軸を打ち立てたかったのでしょう。2022年9月からは、全国各地のご当地ニュースを伝えるというコンセプトに変え、路線を大胆にリニューアル。タイトルも『全国ご当地ニュースバラエティー SHOWチャンネル』に改題されました」(同)

 MCを務める櫻井も困惑したと思われるが、その新機軸は受け入れられているのだろうか。

 「11月19日のオンエアは世帯7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人 4.2%と不安定さは否めません。また、肝心のF1(女性20~34歳)が4.3%、F2(女性35~49歳)が5.2%、F3(女性50歳以上)が6.2%と、受け入れられているとは言い難い状況です。この傾向は前週11月12日も同じで、世帯7.6%、個人4.6%でした。また、F1=3.4%、F2=5.2%、F3=7.7%となっています。改題前の番組の初回視聴率は世帯13.0%、個人8.1%でしたから、明らかに勢いは落ちている。

 ただ、2023年1月からは『SHOWチャンネル』の後ろの時間の土曜夜10時の枠でドラマ主演を務めるなど、日テレの櫻井に対する期待度は大きい。それだけ、ジャニーズ事務所からも、より良い視聴率を無言のうちに求められているはず。今の企画のブレイクポイントが見えにくいだけに、リニューアルされる可能性もなきにしもあらずです」(同)

 ちなみにもう1つ、有吉弘行とともに司会を務める『櫻井・有吉THE夜会』も、それまでのタレントのプライベートトークから、芸能人がゲームに興じたり、持ち寄ったお取り寄せグルメを紹介したりするなど、もはや何の番組かわからなくなっている。この『夜会』の前は『ひみつの嵐ちゃん!』という嵐5人による番組だった。『SHOWチャンネル』も『しやがれ』の後番組だ。何とか枠は確保し続けたいところだが……。

1978年生まれ。大学卒業後、放送作家の道へ。情報番組や音楽番組、ワイドショーも担当。現場感覚を生かしてライターとしても活動。明太子好き。

いまいりょうすけ

最終更新:2023/01/20 23:28
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