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SixTONES「肥」大炎上で蒸し返された、Snow Manの時代錯誤発言とは?

SixTONES「肥」大炎上で蒸し返された、Snow Manの時代錯誤発言とは?の画像1
SixTONESニューアルバム「声」2023.1.4 RELEASE/「SixTONES(ストーンズ)公式サイト」より

 SixTONESの公式インスタグラムに投稿されたメンバーの加工写真が、「ボディシェイミング」と批判されている騒動。これが引き金となり、過去にジャニーズタレントが発した“時代錯誤”な発言が蒸し返される事態となっている。

 SixTONESは、1月4日に3rdアルバム『声』をリリース。自己最高となる初週売上51.7万枚を記録し、オリコン週間アルバムランキングで1位を記録する好調ぶりを見せている。

 そんな中、公式インスタグラムは9日、ストーリーズに『声』のアルバムジャケットを加工した画像を投稿。タイトルの「声」は「肥」に、ロゴマークは茶碗に盛られた大盛りご飯のイラストに置き換えられ、メンバーの顔つきや体型が“ぽっちゃり”と見えるよう加工されているものだ。

 どうやら「声」と「肥」をかけたジョークのようだが、ネット上では、人の見た目をバカにしたり批判したりする「ボディシェイミング」だとし、疑問視する人が続出。

 ファンの中には「なんで炎上してるのか、まったくわからない」「普通に面白いと思ったけど、ジョーク通じない人多くない?」と肯定的な声もあるが、やはり「軽率すぎ。今の風潮に合ってない」「不快に思う人が一定数いる時点でアウトだよ」と批判も多く、炎上状態となっている。

 SixTONESといえば、元日、公式Twitterにギターやドラムなどさまざまな楽器の写真を1時間ごとに投稿した上で、同日夜にYouTube限定パフォーマンス動画の公開を発表する“匂わせ”プロモーションが話題に。

 このほかにも、SixTONESは所属レーベルであるソニー・ミュージックレーベルズと組んで数々の冒険的な試みを行い、話題作りのうまさが評価されてきたが、今回ばかりは「止める関係者はいなかったのか?」と首を傾げざるを得ない。

 また、今回の騒動を受け、Snow Man・向井康二の過去の発言が蒸し返される事態にもなっているようだ。

 Snow Manの公式YouTubeチャンネルでは昨年7月、阿部亮平がメンバーに問題を出題するクイズ企画を公開。「邪馬台国の女王・卑弥呼の特技は?」という問題に対し、向井は「卑弥呼さんって美しいで有名やったんで、美しいイメージがあるの、僕は」と前置きした上で、「男を寄せ(つけ)ないために」「一重にする」とコメント。この時、“一重の卑弥呼”のイラストなども公開していたが、この“一重の女には男が寄らない”という価値観にショックを受けるファンが続出していた。

 これに限らず、かねてより「時代錯誤な発言が多い」と指摘されているジャニーズタレントだが、2020年4月放送の『嵐にしやがれ2時間SP』(日本テレビ系)でも、KAT-TUN・亀梨和也の問題発言が話題に。亀梨は同番組で、幼少期に「スカートめくり界の“エース”」と呼ばれていたことを武勇伝のように語ったため、「令和の時代に、性犯罪を自慢するなんて」とドン引きする視聴者が続出した。

 さらに、19年6月放送のラジオ番組『ジャニーズWEST 桐山照史・中間淳太 のレコメン!』(文化放送)では、「女性差別をなくそう」といった風潮が話題になると、ジャニーズWEST・中間淳太が「じゃあ、映画館のレディースデーとかなくせって思うしさ。あのさ、学校の体力測定とかも男子と同じ条件でやれって思わへん?」と発言。やはり「ひどい女性蔑視」と批判が相次いだ。

 今回、またもや時代にそぐわない表現が炎上してしまったジャニーズ。「肥」の加工画像が、メンバーによる発案でないことを願うばかりだ。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/01/13 08:00
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