キムタクがスポーツくじCMに出演。狙いは佐藤健、妻夫木聡つぶし?
#木村拓哉
B.LEAGUEとJ.LEAGUEを対象とした新たなスポーツくじ『WINNER』が 2022年秋に発売開始。木村拓哉が初代アンバサダーをつとめている。
CMは「これは木村の新体験~♪」というオリジナルソングに合わせて、サッカーの観客席で大勢のファンとともに応援する木村。「いいよいいよ!」、「あ~惜しい!」などスポーツ好きであるという木村のキャラクターを存分に生かしたリアリティのあるものに仕上がっている。
SNS上では「テンションが高いキムタクが新鮮」「バスケには興味がないけどやってみたい」など、スポーツファン層以外にも認知が広がっているようだ。そんな中で、広告業界からは木村のキャスティングについてこんな意見があがっている。
「木村拓哉がスポーツくじのCMに出演するというのは、やや意外なキャスティングでした。というのも同種のスポーツくじ『toto』のCMにはこれまで、香川真司や前園真聖など往年のサッカー選手が出演してきたという系譜があり、WINNERに関しても“プレイヤー側”のキャスティングがなされるだろうという見方が主流でした」(広告代理店関係者)
さまざまな商品が登場している“くじ業界”において、“スーパースター・木村拓哉”を起用したのは思惑がありそうだ。
「『WINNER』と同じく2022年に発売が開始されたインターネット宝くじ『クイックワン』を意識していたことは間違いないでしょうね。起用されたのは俳優の佐藤健。演出も『UQueen』などのCMを手掛ける人気ディレクターの佐藤渉ということで、本格感のある布陣でした。また、同じくスポーツくじを扱う『MEGA BIG』には石田ゆり子と、キャンペーンごとにゲストタレントが登場。そうした競合に割って入るために、“キムタクブランド”に賭けたと見られます」(前出・広告代理店関係者)
群雄割拠のスポーツくじ業界。起用された木村側の狙いも感じ取れる。
「ドリームジャンボ宝くじを始めとした、“本家宝くじCM”への出演は狙っているでしょうね。2020年からは、妻夫木聡、吉岡里帆らが出演している『ジャンボ兄ちゃん』シリーズが好評ですが、木村も2012年には宝くじのメインキャラクターをつとめていました。『WINNER』の評判次第では、妻夫木聡に取って代わることもあるでしょう」(CMディレクター)
年々減少している宝くじの売り上げは、木村拓哉が出演していた2012年と比較すると3割も減っている。キムタクの起用が起爆剤になるといいのだが……。
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