キンプリの不仲説が飛び交う中で… テレビマンが見た笑顔のメンバーたち
#King & Prince #平野紫耀
2023年を迎え、King & Prince(以下:キンプリ)の“魔法が解ける”時間が刻々と迫ってきている。昨年末には「5人揃ってラスト」という文言が飛び交うテレビ特番への出演ラッシュとなったがその一方で、それらの文言に心を痛めているのは紛れもなく彼らのファン、通称ティアラだ。
2022年11月にメンバーの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が脱退することが発表されてから、猛烈な購買活動などでキンプリを支えるその健気っぷりは、報じられてきた通り。
King & Prince、ファンの力結集で初週売上最高を記録も…一部ファンの“暴走”に懸念の声
King & Prince(以下、キンプリ)を応援するファンの猛烈な活動が話題になっている。購買運動によって最新シングルの初週売上が過去最高を記録するなど一致団結で驚...キンプリは2018年にCDデビューしたものの、すぐにメンバーの岩橋玄樹がパニック障害の治療に専念、のち2021年に脱退というツライ過去をメンバーとティアラたちは経験している。
それでも故・ジャニー喜多川氏が生涯最後にデビューさせたグループとして、5人のメンバーは着実に活躍の幅を広げ、2021年には『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務めるなど、“王道派アイドル”キンプリの期待度の高さは明白だった。
「6人でデビューしたいとジャニーさんに直談判したという結成秘話は有名ですけど、若いころから一緒に切磋琢磨していて、メンバーはやっぱり友達っていう側面も強かったんじゃないですかね。ある年末の音楽特番で彼らが一緒のところを見たんですが、本当に仲が良くって。巷で報道されているような不仲なんて微塵もない感じでした。スタッフの前だから、ファンの前だから、というのもあるのかもしれませんが、こんな顔して笑うんだみたいな感じで、むしろ今まで以上の絆を感じました」(テレビ局制作スタッフ)
無邪気な笑顔に嘘はないと信じたいが、この一連の流れで嫌でもチラついてくるのは、やっぱり2016年に起きたSMAP解散騒動だ。
キンプリと同じく5人組の彼らは“謝罪会見”を生放送で行い、一度収束したと思いきや更に状況が悪化、挙句、メンバー稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人が同時に退社、2人が事務所に留まる構図がデジャブでしかない(のちに中居正広も独立)。
あの頃もファンたちは立ち上がり、各地でCDの購買運動や、署名を集め事務所へ掛け合ったり、新聞の広告欄を借り切ってメッセージを送ったりと、冷めきったSMAPへ温かい愛を送り続けていた。
SMAPは騒動から解散までの期間、活動は減りつづけ、お別れコンサートどころか締めくくりに相応しい『NHK紅白歌合戦』ですら出演を断念するほど“手に負えない”不穏な空気が蔓延していた。
それに比べれば昨年12月23日に出演した特番『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2022』(テレビ朝日系)では、キンプリの仲良しぶりが垣間見えて、少し安心した人もいただろう。
さらに今年1月18日にリリースされるドーム公演『King & Prince First DOME TOUR 2022 ~Mr.~』のBlu-ray&DVDがされる。
2月22日に12枚目のシングル(詳細は後日発表)、3月22日に昨夏のコンサートツアー『ARENA TOUR 2022~Made in~』のBlu-ray&DVD、そして4月19日にグループ初のベストアルバムが発売される、と予定が目白押し。
「ジャニーズ事務所がSMAPでの“反省”を活かし、最後まで円滑に“仕事”をこなしているのかもしれないですよね。やっぱり不仲説も溢れていて、特に今回の崩壊は平野くんがジュリー社長に歯向かったからとか、人気を二分している永瀬廉くんとの対立が発端なんて意見を主張する記事やファンも多いです。結局、本音は本人たちにしかわからないけど、長年見守っていた人からすれば、小さな変化や違和感は気づきやすいものですからね。ただ、デビューもできずに諦める人も多い業界で、安定した人気を誇りこれからって時だったし、本人たちはグループとして成し遂げたいこともあったでしょうから、全員方向は違えど苦しい想いは共通してあると思いますよ。事務所としては、どうしてもビジネス面での損失に、落胆の思いもあるでしょう」(芸能リポーター)
加えて、SMAPと同様に事務所からの“冷遇説”も根強く、それに伴い今後のキンプリについても不安視する声も聞こえてきている――。
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