2023年上半期ブレイク候補No.1は呂布カルマ「キャラかぶりがないのも魅力的」
#CM #呂布カルマ #バラエティー
2022年のCMで1、2を争うインパクトがCMが、公益社団法人ACジャパンの作品だ。レジの支払いでもたつく高齢女性に対し、後ろに並んだコワモテの男性が、“誰も怒ってなんかない。アンタのペースでいいんだ”とメッセージを送る「寛容ラップ」のCMは、公開されるや否や大きな話題となった。これに出演したラッパーの呂布カルマが、23年のバラエティでもブレイクしそうな気配だ。
呂布は名古屋在住のラッパーで、『KING OF KINGS』『ULTIMATE MC BATTLE』『戦極 MCBattle』など、メジャーなMCバトル大会で実績を残してきた経歴の持ち主。一方で、グラビア好き有名人として雑誌に出たり、ディベート番組に出演したりと、さまざまな場で活躍してきた。が、ここにきて一気に露出が増え、お茶の間でもブレイク寸前なのである。
「呂布はラップ界隈では数年前から知らない人はいない存在でしたが、『寛容ラップ』のCMが話題になると、テレビ界がにわかに注目。『ワイドナショー』(フジテレビ系)や『人志松本の酒のツマミになる話』(同)、『ゴゴスマ』(TBS系)、『クイズ!あなたは小学5年より賢いの?』(日本テレビ系)などの番組に次々と出演しました。
これらの番組を見ると、起用されたのは“時の人”的な扱いでしたが、ラップバトルで鍛えているだけあって的を射たコメントが多いですし、適度に毒も利いていて、かなりテレビ向き。コワモテながら中身は常識人というギャップも面白く、次々とお呼びが掛かるようになって、呂布自身も『一気に忙しくなった』と話しています」(芸能ライター)
バラエティ番組では、そのときごとに“旬な人”が現れるが、1本のCMがきっかけでチャンスを掴む例はなかなかめずらしい。思わぬ形でメジャーシーンに躍り出た呂布だが、23年にバラエティを席巻する可能性は極めて高いとテレビ関係者は話す。
「まず、呂布のルックスのインパクトは大きい。ACジャパンがCMで呂布を起用したのは、コワモテとのギャップを狙ったものでしたが、実際の呂布は物腰穏やかで礼儀正しく、まさにCMそのままです。みちょぱや藤田ニコルといったギャルタレがウケたのは、見た目と話す内容のギャップが共感を呼びやすいから。呂布にも同じ効果が期待できそうです。
また、バラエティ番組には、アスリート、歌手、俳優、元○○、ママ、2世など、さまざまな属性のタレントが存在しますが、これまでラッパーはいなかった。キャラかぶりがないのも大きな強みです。短い切り口で相手を“口撃”するラップはもともとテレビ向きですし、若者にテレビを見てほしい制作側にとって、ほとんど未開拓のラップというジャンルのファンを掘り起こせるのも魅力的。テレビ界では“論破王”としてひろゆきがブレイクしましたが、呂布はひろゆきとABEMAのディベート番組で対決して互角以上の戦いをしており、引っ張りだこになる未来しか見えません」(民放バラエティ番組制作関係者)
CMのラップばりの“まさか”に、視聴者が驚く日は近そうだ。
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