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城下尊之の「フラッと芸能解説」

綾瀬&佐藤の結婚はない?’23年結婚しそうなタレントたち

綾瀬&佐藤の結婚はない?23年結婚しそうなタレントたちの画像1
綾瀬はるか(写真/Getty Imagesより)

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――2022年は不作だった結婚のニュースですが、2023年の結婚予想はいかがでしょうか。

城下 2022年末、一部週刊誌が、綾瀬はるかさんと佐藤健さんが“駆け込み婚”をするのではないかと報じました。僕はこれは「ない」と思いました。2人ともずいぶん先までスケジュールが埋まっている売れっ子俳優です。2人が結婚したところで家を守る人がいませんから、わざわざ結婚するメリットがない。ただ、綾瀬さんは2023年3月に38歳になります。もし「そろそろ子どもがほしい」という思いがあるとすれば、この2~3年の間に動きがあるかもしれません。「子どもがほしい」と切実に思ったときが、女優さんにとっての結婚適齢期ですから。

――なるほど。そうなると他にも動きが出そうな芸能人は⋯⋯。

城下 これまで何度も「結婚間近」という報道があった40歳の深田恭子さんや、35歳の長澤まさみさんも年齢を考えると今年あたり「もしかしたら⋯⋯」という感じはしますね。もちろん、結婚も子どもも一切、考えていないという女優さんもたくさんいますから、どうなるかわかりませんが。僕が大好きな梶芽衣子さんは、駆け出しの頃に婚約者がいて引退を考えたそうですが、ちょうどその時、映画『女囚さそり』の主演オファーがあり、仕事を選んだそうです。以来「仕事だけに没頭すると決めた」と生涯独身を貫いています。

――今はもっと生き方も働き方も多様化していますし。

城下 そうですね。それに芸能レポーターとしての目線でいうと、結婚はおめでたいのですが、よほど大物でないと芸能ニュースとしてはインパクトが薄いというところもあります。昔のように金屏風の前でツーショット会見することも少ないですし、ましてや披露宴の中継なんていうのもなくなりました。SNSなどでコメントを発表したら終わり。話題性という点では正直なところそれほどでもない。

――昔はどんな結婚指輪か、ドレスか、披露宴か⋯⋯と話題が長く続いたものですが。

城下 それよりも話題が続くのは性加害報道。これは世論を巻き込み、問題追及のためにも何度も繰り返し報じられます。ただし、憶測で報じることは決してできないので、被害を告発する人を押さえなければなりません。

 香川照之さんの場合は、被害に遭ったホステスさんが、行き過ぎた言動を止めなかったママを訴えたことが発端。その後、提訴は取り下げられましたが、裁判記録が明るみになった。それくらいの確証がないと報道できない。デリケートな話題ですし、告発することで二次被害もありうる。これから芸能界で活動していきたいという駆け出しの人なら、「今後仕事を失うかもしれない」という不安もつきまといます。非常に難しいところではありますが、こうした問題を撲滅するためにも引き続き追及されると思いますよ。

――大義名分もあり、芸能ニュースとしても注目度が高いという意味もあり⋯⋯ってことですね。

城下 あとは、2022年にジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明さんが、今年どのような活動をするのか気になるところ。芸能界で新しい勢力図を作るのかどうか、注目しています!

 

 

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2023/01/04 12:00
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