「大切なことにみんなで気づいていきたい」クリエイティブな次世代モデル・MONICA
#インタビュー #あぷ噛む
『ドラゴンボール』も『タルるートくん』も『転スラ』も観ます。
ーーインスタでは、自作のイラストやコラージュ画像をポストしたりと、クリエイティブな印象です。
MONICA:イラストを描くのは昔からずっと好きでした。小学生のころ、クラスの友達から「クリアファイルにイラストを描いてほしい」って頼まれて。「おっぱいオムライス」っていうんですけど、オムライスの下におっぱいが生えてるっていうめっちゃしょーもない絵を描きました。そしたら、それがみんなに刺さったみたいで、「私もおっぱいオムライス描いてほしいー!」って言われて。
高校生のときも、学園祭のクラスTシャツを頼まれてデザインしたんですけど……いや、ダサいの嫌や、って自分で立候補したんやったかも(笑)。
今でも、自由帳を何冊も持ち歩いていて、イラストは毎日描いてます。めっちゃ楽しいし、いつも瞑想してる気分で、感情を発散できる作業でもありますね。
ーーインスピレーションはどこから得ていますか?
MONICA:この世のすべてがインスピレーションになってます。たとえば、『出前館』のCMの浜田雅功さんとか、浮世絵とか、アメコミの「スポンジボブ」とか(笑)。まだまだ絵のタッチを統一できてないんですけど、偏りのない、自由自在さを気に入っています。
最近は、都美(東京都美術館)の「岡本太郎展」に行ったり、アートを見に行くのもハマってます。あとは、小さいころからテレビを観る習慣がなくて、アニメを全然知らなかったんですけど、最近は『ドラゴンボール』とか『まじかる☆タルるートくん』、『転生したらスライムだった件』とか、いろんな時代の作品をウォッチしてます。
今はいろいろ吸収するのがめっちゃ楽しくて。いろんなものをインプットして、自分をハイブリッドにして、オリジナルなものを作っていきたいなと思ってます。
ーーインプットとアウトプットをアクティブに。
MONICA:人間の脳みそって、たった2%しか使えていないらしいんです(編注:諸説あり)。2%ってめっちゃヤバいですよね?
たった2%しか使えてないのに、世の中にはこれだけいろんなものやことがあって、みんな何がなんだかわからなくなってるけど、それってもったいないなと思って。
人間って、まつげが1㎝長いとか短いとかでマウントを取り合ったり、インスタで誰々が何したとかを気にしすぎてますよね。長いまつげが自分のモチベーションになるんやったらいいけど、たったの2%をマウントとかマイナスなことに使う必要はないなって。だって、絶対楽しいほうがいいじゃないですか。
ーー「SNS疲れ」とも言われていますよね。
MONICA:海外旅行に行ったとき、スマホでインスタ開いたら、その空間が一瞬で渋谷になったんですよ。それにけっこう、萎えちゃって。ほんまに大切なものは今いるところだし、渋谷の情報なんて“ついで”のはずなのに、そこに囚われすぎちゃうんですよね。
もっと物事の本質を見る目を養って、大切なことをディグしていきたい。そういうことに、1人じゃなくて、みんなで気づいていきたいんです。
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