宮迫博之と中田敦彦、“脱吉本YouTuber”の現在 吉本との関係はいまだに…
#吉本興業 #宮迫博之 #中田敦彦 #YouTube
一時期は一挙手一投足がほぼニュースとなっていた、元雨上がり決死隊の宮迫博之。現在でもコンスタントにYouTubeに動画を公開しているが、再生回数は停滞気味だ。
「現在は1週間に2~3本の更新で、再生回数は10万~20万回くらいがアベレージです。芸人をやっている息子を登場させるなど、ある意味“禁じ手”に近い動画もありますが、かつてのような盛り上がりは見られません。YouTuberとしては完全にピークアウトした感があります」(メディア関係者)
2019年に闇営業騒動で吉本興業との契約が解除となり、2021年8月に雨上がり決死隊が解散。2022年3月には渋谷・宇田川町に焼肉店「牛宮城」をオープンした。
「宮迫さんのYouTubeにはちょくちょく吉本芸人が出ているので、宮迫さんと吉本との関係は決して悪くないとも言われています。しかし、実際にはそんなことはない。吉本は宮迫さんと所属芸人の共演に対して、勝手にやればというスタンスのようにも見えますが、それはあくまでも吉本的に“重要視していない”芸人に対してのこと。吉本がしっかり“戦力”として考えている芸人については、宮迫さんとの共演は事実上NGです」(同)
宮迫は、チャンネルに公開している通常の動画とは別に『Win Win Wiiin』、『有頂天レストラン』という番組もYouTube上でスタートさせたが、いずれも最近は更新されていない。
「地上波のバラエティー番組と同じくらい、もしくはそれ以上の予算をかけて作ったという番組ですが、『Win Win Wiiin』は2022年8月を最後に、『有頂天レストラン』は2022年2月を最後に更新が停止しています。『Win Win Wiiin』については、2022年に3回更新されており、更新頻度が下がったとはいえ、まだまだ続きそうですが、『有頂天レストラン』のほうはかなり厳しい。再生回数も30万回程度にとどまっており、企画倒れ感が強い。地上波クラスのクオリティだという大風呂敷を広げたにもかかわらず、まさに大コケ。この失敗で宮迫さんのYouTuberとしての価値も下がってしまったと言わざるを得ない」(同)
・
一方、『Win Win Wiiin』の企画者であり、宮迫と同様に吉本興業を退社してYouTubeで活動しているのが、オリエンタルラジオの中田敦彦だ。中田の動向も一時期に比べるとネットニュースなどで取り上げられる頻度が下がっているか、こちらもコンスタントに動画を更新している。
「中田さんのメインチャンネルである『中田敦彦のYouTube大学』は1週間に2本程度の更新頻度。再生回数は少ないものは20万回程度ですが、アベレージでは50万回程度といった感じ。十分に人気チャンネルの座をキープしていますね。宮迫さんよりはうまくやっているという印象です」(同)
そんな中田も、やはり吉本興業との関係性は、あまり良好ではないという。
「中田さんも宮迫さんと同様に、基本的に吉本芸人との共演は簡単ではない状況。ただ、関係性が強い同期の芸人や、1期後輩のチョコレートプラネットとはYouTubeで共演しています。このあたりは、吉本内の政治よりも芸人同士の関係性を優先した形ではありますが、吉本側は快く思っていないようで、オリラジと共演した一部の芸人に対して、吉本からちょっとした指導があったという話も」(同)
吉本を退社して、YouTubeで自由に活動できているかと思いきや、やはり多少の“圧力”のようなものは存在しているということなのか。
「吉本も露骨な“圧力”にはならないように、一部の芸人たちとの共演を許しつつ、宮迫さんと中田さんから距離を置いているということですね。険悪な関係であることは変わらず、冷戦状態のような感じでしょう。
そして、宮迫さんや中田さんとの関係性が強い芸人は、吉本内部で干され気味になってくるという傾向があるのも事実。あるいは、吉本内部で干されている芸人が、宮迫さんや中田さんと絡んでいるといったほうがいいのかもしれません。宮迫さんのチャンネルに頻繁に出ているバッファロー吾郎Aさんや山本圭壱さんなどは、まさにその代表的存在ですね」(同)
「芸人ファースト」を掲げて社内改革が進んだと言われる吉本興業だが、退社した芸人に対する影響力はまだまだ強いということ。そんななかにあって、再生数が停滞する宮迫博之と、安定して再生数を稼ぐ中田敦彦。それが2人の実力の差ということなのかもしれない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事