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嵐のFC会員に“粋なXmasプレゼント”でファン歓喜 「FCに引き留めるため」との見方も

嵐のFC会員に“粋なXmasプレゼント”でファン歓喜 「FCに引き留めるため」との見方もの画像

 活動休止から丸2年を迎えようとしている嵐。松本潤が来年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に主演するなどメンバーそれぞれが多忙で、グループ復活の気配は今のところない状況だが、ファンクラブ会員の元に「活動再開を期待させるクリスマスプレゼントが届いた」と話題になっている。

 今月21日ごろから、SNS上の嵐ファンが「クリスマスツリーに飾るオーナメントがサプライズで届いた」と相次いで報告。「2022年も皆様の温かいご声援により、メンバーは充実した1年を過ごすことができました」「その感謝の気持ちを込めまして、嵐ファンクラブから会員の皆様に『オーナメント』をお贈りいたします。まもなく、クリスマスシーズンを迎えますが、少しでも皆様のクリスマスが彩ることができますと幸いです」などと記された文書が添えられており、ファンへの感謝のプレゼントだったようだ。

 玉ねぎのような形のアクリル製のオーナメントは、上部に嵐のロゴが入っており、表面に散りばめられた「ARASHI」の文字はそれぞれ5人のメンバーカラーになっている。そのため、ネット上では「ちゃんと5人のメンカラになってるから復活期待できそう」「これは来年復活の予感!?」といった声が上がっている。

 活動休止から約2年が経過しても嵐の人気は衰えていない。今年上半期のオリコン「アーティスト別セールス」ランキングでは、活動休止中にもかかわらずデジタル配信も含む音楽ソフトの総売上金額で50.2億円を記録し、上半期2位に。そして今月21日に発表されたオリコン年間ランキングでは、嵐のライブ映像作品『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』が「DVDランキング」(29.4万枚)と「Blu-ray Discランキング」(44.4万枚)で1位を獲得。音楽DVDとBlu-ray Discの売上枚数を合算した「ミュージックDVD・BDランキング」でも73.9万枚で1位となり、年間の映像3部門を制覇した。加えて「Blu-ray Discランキング」では、今年9月に発売した『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が期間内売上38.7万枚を記録して年間2位となっており、同ランキングで史上初めて1位と2位を独占したアーティストとなっている。

 また、同日には、松本が大みそかのNHK『紅白歌合戦』にゲスト審査員として出演することが発表され、同番組のスペシャルナビゲーターを務める櫻井翔との「翔潤」コンビの共演が実現することが確定し、それだけでもファンはお祭り騒ぎになっている。

 そうした状況でグループのロゴとメンバーカラーが配されたプレゼントが届いたとなれば、ファンが活動再開を期待してしまうのも無理はない。だが、先述したように松本は『どうする家康』に主演、櫻井は来年1月期の日本テレビ系土曜ドラマ『大病院占拠』に主演することが発表されており、二宮和也にも来年秋のフジテレビ系月9ドラマ主演の噂が聞こえるなどメンバーたちはソロ活動に忙しい。「来年の復活はまずない」という意見が業界内でも大勢を占めているようだ。

 そんな中、今回の“プレゼント”についてうがった見方もあるようだ。

 活動休止前、年会費4000円の嵐のファンクラブは会員数が約300万人に達し、ジャニーズ事務所に「120億円規模の売り上げ」をもたらしていると報じられていた。ジャニーズ事務所にとっては現在も非常に大きな収入源になっているとみられるが、嵐の活動休止が長く続いていることから、SNS上では「FC(ファンクラブ)継続するか迷ってる」「ファンクラブ更新どうしよう。活動再開するまでお休みしようかな」といった声が増えている。

 そのためネット上では「ファンクラブ会員を継続させるためにプレゼントをエサにして釣ろうとしているのでは」といった指摘も寄せられている。今年は二宮が6月に初のカバーアルバム『○○と二宮と』を発表したが、CDでの販売は嵐ファンクラブ会員限定だったこともあり、これも“ファンクラブを継続してもらうための施策”の一つと見られている。

 プレゼントは純粋な感謝の気持ちなのか、ファンクラブを継続させようという意図があるのかはわからないが、こうしてさまざまな意見が飛び交うこと自体が嵐の変わらぬ人気の高さを物語っているといえそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/12/22 21:00
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