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「呪術、鬼滅が控えてるから?」 櫻井孝宏の遅すぎる謝罪文に冷ややかな声

「呪術、鬼滅が控えてるから?」 櫻井孝宏の遅すぎる謝罪文に冷ややかな声の画像
「P.S.元気です。孝宏」公式サイトより

 10月下旬に「既婚者であることを隠して放送作家の女性と不倫していた」と報じられた声優の櫻井孝宏が今月20日、文化放送超!A&G+で放送されていたインターネットラジオ番組『P.S.元気です。孝宏』の公式サイトに謝罪文を掲載した。全面的に非を認める言葉がつづられているが、ネット上では「遅すぎる」「ほとぼり冷めてから出した感がすごい」などと厳しい声が飛び交っている。

 騒動の発端は、9月に「文春オンライン」(文藝春秋)によって櫻井が既婚者であるとスクープされたこと。事務所にすら結婚を隠していたという櫻井は、既婚者でありながら約10年にわたって『P.S.元気です。孝宏』の放送作家でもあったAさんと交際。10月に「文春」が報じたところによると、櫻井との結婚を考えていたAさんは「既婚報道」のショックで倒れて救急搬送され、そのまま作家業を引退してしまったという。派手に遊んでいそうな芸人やミュージシャンでも聞かないような、衝撃的な「ゲス不倫」に多くの人が驚愕した。

 9年続いていた『P.S.元気です。孝宏』は不倫報道の直前に理由の説明なく突如終了しており、番組グッズの予約を受けつけていたこともあって混乱が生じた。報道後、櫻井は事務所の公式サイトで謝罪コメントを発表していたものの、ある意味で「不倫騒動の舞台」となった番組についての言及やリスナーへのメッセージはなかった。

 この騒動から2カ月が経とうとする中、櫻井は20日にようやく番組公式サイトに謝罪文を掲載。「『P.S.元気です。孝宏』を聴いてくださった皆さま、応援してくださった皆さま、この度は私の身勝手な行動により、皆さまの信頼を裏切ってしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪し、「長く続いた番組の幕をこのようなかたちで突然閉じることとなりましたのは、全て私の無責任な行いによるものです」と全面的に非を認めた上で、「私の身勝手な行動に皆さまを巻き込み、応援や期待を無下にしてしまったことを、ここにお詫び申し上げます。長きにわたり番組を支えてくださった皆さま、この度は本当に申し訳ございませんでした」とリスナーや関係者へのメッセージをつづった。

 平謝りといった印象だが、それでもファンの厳しい目はあまり変わっていないようだ。SNS上では「今ごろ謝罪文を出して終わりにするつもり?」「あまりに遅すぎるし、謝ってるだけでまったく中身がない」などと冷ややかな声が飛び交っている。その一方で「奥さんが許してるなら外野がどうこう言うことじゃない」「やったことはひどいけど、唯一無二の声だから今後もがんばってほしい」といった擁護意見もあるが、いまだ批判的な声が大勢を占めているようだ。

 中には「来年からまた表舞台に戻りたいってことでしょ」といった指摘も。櫻井は声優としての活動を休止しているわけではないものの、現状では関連イベントなどへの出演は軒並みキャンセルとなっているが、売れっ子声優である櫻井は、声を担当する夏油傑がメインキャラクターとして活躍するアニメ『呪術廻戦』の第2期が来年7月に放送予定。原作通りなら出番はあまりないとみられるものの、同じく人気キャラクター・冨岡義勇を演じているアニメ『鬼滅の刃』の第3期も来年4月にスタートする。さらに、主役を演じるアニメ映画『劇場版「モノノ怪」』の公開も2023年に控えている。いずれも声優交代の発表はなく、今回の謝罪文が年末に突然公開されたことについて、こうした作品の放送前に年内で「みそぎ」を済ませ、表舞台に復帰したいだけなのではという見方をしてしまう人も少なくないようだ。

 最近は声優が週刊誌にゴシップを狙われやすくなったとはいえ、ここまでの強烈なスキャンダルは過去にも例がない。今回の謝罪はファンにどう受け止められるのか、表舞台に完全復帰できるのか、声優としての人気や需要に影響はあるのかなど、さまざまな意味で今後も注目を集めそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/01/19 22:00
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