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ジャニーズ×Twitterトレンド速報

岸優太に浮所飛貴が「ぺろぺろしたい」 非BL宣言も… 『すきすきワンワン!』はブロマンス系新機軸か

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日本テレビ『すきすきワンワン!』公式サイトより

 King & Princeの岸優太が18日、人気特番シリーズ『あなたはこの衝撃に耐えられる?ワールドドキドキビデオ』(日本テレビ系)に出演。番組内で来年1月スタートの主演ドラマ『すきすきワンワン!』(同)のPR映像が流れた。映像では、岸の寝顔をのぞき込みながら美 少年の浮所飛貴が「ぺろぺろしたい」とつぶやくなど気になるシーンもあり、放送前から反響が広がっている。

 同ドラマは、職なし・友人なし・やる気なしの“クズ男”である雪井炬太郎(岸)が「元愛犬・てんの生まれ変わり」を名乗る木ノ宮天(浮所)と出会い、不思議な同居生活を送るというストーリー。天は犬時代の習性が残っているので「炬太郎の膝の上に乗る」「炬太郎に抱きつく」「至近距離で見つめ合う」といったシーンがあると予告されており、公式動画内で「BLではない」と断言しているものの、今回のPR映像にあった「ぺろぺろしたい」という言葉はそうした展開を想像させる。

 これに対して、Twitter上では「浮所くんほんとに岸くんにペロペロしたい言うてた…すきすきワンワン楽しみすぎる」「ペロペロしたいって言われてドン引きしてる岸くんの顔かわいすぎ」「予告編でこれって、本編観たら尊すぎて私が爆発しそう」などと期待と歓喜の声が続出し、トレンドワードに「岸優太」「すきすきワンワン」が入るなど話題を呼んだ。

 設定として「元飼い主と元愛犬」という大前提はあるが、ドラマ内で2人の“濃密な関係”が描かれるのは必至。告知動画でも「岸優太が恋に落ちる!?」といったBL的なニュアンスの煽り文句が使われている。これについて、寄せるエンタメ誌のライターは、「もともとジャニーズは男性同士の絶妙な関係性を描いた作品と相性がいい」と力説する。

「昨今はタイなどの海外も含めてBLドラマが人気で、なにわ男子の道枝駿佑とSnow Manの目黒蓮による“ラブロマンス”として注目されたテレビ朝日系ドラマ『消えた初恋』(2021年)など、ジャニーズも積極的に進出しています。ですが、実は昔からBL作品ほど直接的ではない“友情以上恋人未満”な男性同士の関係性、いわゆるブロマンス的なものを描いたドラマにジャニーズのタレントはハマる傾向があった。KinKi Kidsの堂本剛と堂本光一のキスシーンが話題になった『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(TBS系/1994年)や、亀梨和也と山下智久のコンビによる主題歌『青春アミーゴ』もヒットした『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系/2005年)、嵐の二宮和也と櫻井翔が主演した『山田太郎ものがたり』(同/2007年)など、そうした作品はどれも名作ぞろいなんです。今作は、元愛犬が人間に生まれ変わったという一風変わった設定も魅力的で、男性同士の関係性を描くドラマとしてまた新たな切り口になるのではないかと期待しています」

 岸は来年5月にグループを脱退し、同年秋にジャニーズ事務所を退所すると発表している。今作をもって「岸が地上波ドラマに出演する姿は見納めになるのではないか」という懸念もあってか、意外な余波が生まれているという。DVDソフトなども扱っている都内の某レコードショップの店員がこう証言する。

「お客様から『すきすきワンワン!』はDVD化されるのか、予約はできるのかといった問い合わせ電話が早くも店にあったと聞いて驚いてます(苦笑)。放送期間中にそういった問い合わせがくることはあるのですが、放送前のドラマではめったにないこと。岸くんファンの熱烈さを感じますね。もちろん、現段階でわれわれは何も知らされていませんから、問い合わせいただいても答えようがないのですが……」

 過去には、岸と神宮寺勇太が出演した舞台『DREAM BOYS』がDVD化されず、Sexy Zoneの菊池風磨やSixTONESの田中樹らが出演した同演目はソフト化されるという事例があり、ファンがSNSなどで不満を爆発させたことがあった。そうした経緯や脱退・退所の問題から「キンプリメンバーの作品はソフト化されないかも」とファンは神経質になっているようで、平野紫耀が主演している放送中のドラマ『クロサギ』(TBS系)の公式Twitterアカウントにも、「DVD化待ってます!」「DVD化の発表まだですか?」といったコメントが頻繁に寄せられている。

 さまざまな意味で注目されている『すきすきワンワン!』。岸にとっては、今作への評価が退所後の俳優活動を左右する可能性もあるだけに、名作となることを期待したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/12/20 14:00
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