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日刊サイゾー トップ > エンタメ > YouTuber  > ゆたぼん14歳に「お金の問題」が続発

ゆたぼん、14歳の誕生日会は会費1万5000円…クラファン購入車の売却でも物議

ゆたぼん、14歳の誕生日会は会費1万5000円…クラファン購入車の売却でも物議の画像
YouTube/「少年革命家ゆたぼんチャンネル」より

 「少年革命家」を名乗る不登校YouTuberのゆたぼんに、中学生に似つかわしくない“お金の問題”が相次いで浮上している。クラウドファンディングで購入した日本一周企画用の専用車を売却すると発表し、議論を呼んだのに続いて、都内で開かれた誕生日パーティーの会費が「1万5000円」と高額だったことも物議を醸している。

 ゆたぼんは12日に14歳の誕生日を迎えたが、元迷惑系YouTuberのへずまりゅうは同日、Instagramのストーリーズ機能を使って、ゆたぼんの誕生日会へ行ったことを報告。へずまは「高校生以上:15000円 小中学生:5000円 未就学児:無料」「※お料理はビュッフェスタイル食べ放題 ドリンクはバーカウンターでご注文形式 飲み放題です」などと記された誕生日会のお知らせ画像をアップし、ジョーク交じりに「会費が高いぜ笑笑」とコメントしていた。

 有名人とはいえ、中学生の誕生日会の会費が1万5000円というのは「高い」と思われても仕方ない部分があり、小中学生の子どもですら5000円を支払わないと参加できないというのは異常なレベルだろう。ゆたぼんがSNSにアップした誕生日会の集合写真では、50名ほどの参加者が集まっている様子が確認できる。10名弱いる子どもを差し引いて高校生以上の参加者が40名だと仮定すると、それだけで会費の合計は60万円(+小中学生の会費)になる。もちろん、途中で帰ったり、集合写真に入らなかった参加者がいた可能性もある。

 11月末に「NEWSポストセブン」(小学館)が報じたところによると、ゆたぼんが最初に開催した誕生日会は2019年に沖縄のカフェで行われ、当時はホームパーティーレベルで会費は1000円ほどだったとのこと。しかし、ネットで「不登校YouTuber」として有名になるにつれて会場のグレードと会費が上昇し、2020年は会費が5000円、2021年には8000円となり、今回は1万5000円にまで急激に跳ね上がったようだ。

 また、今回の会費の金額設定について、13日付の「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)は〈ゆたぼん誕生日パーティーの「会費1万5000円」はぼったくり価格だった? 実際は“7000円の内訳”疑惑〉と題して報道。誕生日会が開かれたとみられる会場を推定した上で、利用したプランは「一人当たり7000円ほど」だったと推察し、会場側に支払う料金の約2倍の価格設定になっていた可能性を指摘した。

 ラグジュアリーな会場を押さえて参加者をもてなすための出し物なども用意するので高額になるという事情はあるようだが、やはり「中学生の誕生日会」で大金が動くことに対しては批判的な意見が多く、ネット上では「周りの大人が子どもの誕生日会をお金儲けに使っているのでは」と疑う声も上がっている。

 さらに、クラウドファンディングで購入した車の売却をめぐっても波紋が広がっている。ゆたぼんは「日本一周して全国の不登校児やその保護者らと触れ合って元気づけたい」という目的を掲げ、クラウドファンディングで487万円の資金を集め、そのうちの約300万円を使って1.1tトラックを改造した専用車「ゆたぼんスタディ号」を用意した。

 6月から11月までかけて日本一周の旅をやり遂げたが、ゆたぼんは今月10日に投稿したYouTube動画で役目を終えたスタディ号の売却を発表。「スタディ号をほしいという人に売ろうと思います」と「さらに改良して旅してもいいし、スタディしてもいいし、人助けしてもいいし、自分専用にしてもいい。買いたい人は問い合わせフォームに連絡ください」などと呼びかけた。

 日本一周という目的を達成した後なので、スタディ号を売ったとしても規約違反などには当たらないとみられているが、クラウドファンディングで集めた資金の大半が車両の購入費や改装費などにつぎ込まれている。当然、売れば「利益」が発生するわけだが、ゆたぼんはその使い道について触れていない。これに対して、ネット上では「クラファンで集めたお金で買ったものを売るってモラル的にどうなの?」「せめて売ったお金はどこかに寄付すべきでは」「支援者の思いがこもった車のはずなのに企画が終わったら速攻で売るって……」などと批判的な意見が多く集まっている。

 こうした一連の騒動が起きるのも話題性の高さゆえといえそうだが、約1年3カ月後には義務教育期間が終了して「不登校の冠が外れ、ただのYouTuberになってしまう」という問題もあり、今後どのように立ち回っていくのかという部分でも注目を集めそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/03/30 19:04
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