海老野心&窪田彩乃、過酷グロ&バイオレンス撮影で育んだ女2人の“共闘関係”
#映画 #インタビュー
グログロのグロとバイオレンス描写でホラー・スプラッター愛好家を魅了した映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』――。大好評につき、グロさも鬼畜さもマシマシ、未成年入場禁止とパワーアップして帰ってきた『真・事故物件パート2/全滅』が、12月23日についに公開します!
前作の主人公を演じた海老野心と、そのバトンを受け継いで今作の主人公に抜擢された窪田彩乃にインタビュー。女子2人の、息の合った過激(?)トークをお届けです。
血まみれでタバコ吸ってるシーンの撮影中に合流
――いきなりネタバレになるので詳しくは伏せますが、海老野さん演じる佐久間姫子と、窪田さん演じる姫宮伊吹の2人は、衝撃のラストシーンで息の合った演技を見せてくれました。今作で共演する前からお2人は絡みがあったんですか?
海老野心(以下、海老野):ちゃんとコミュニケーション取ったのはこれが初めてですよね。
窪田彩乃(以下、窪田):撮影日がほとんどかぶっていなくて、お互いに会えたのは最終日くらいだったんです。でも、その日の待ち時間が結構長かったのもあって、そこで意気投合しました。一緒にケータリングのお弁当を食べながら、たくさんお話ができて。
海老野:私の撮影待ちが5時間くらいあって、彩乃ちゃんが撮影の合間に楽屋に休憩しに戻ってくるみたいな感じで。
窪田:撮影がハードすぎて、最終的には2人で楽屋で熟睡してましたもん(笑)。
海老野:撮影が終わったあとは、LINEも交換したし、インスタもつながりました!
――壮絶な撮影を経て、すっかり仲良くなられたみたいですね。ちなみに、今だから言えるお互いの第一印象は?
海老野:彩乃ちゃんって、初対面の人から「話しかけんなオーラがすごく出てる」って言われません?
窪田:言われる! すっごい言われる(笑)。
海老野:私も同じように人から言われるんですけど、そんなふうに思ったことはないし、むしろ話しかけてほしいんですよ(笑)。で、そのオーラを彩乃ちゃんにも感じたんです。だから「あ、これ逆だぞ。私と同じパターンだ」って思って、勇気を出して話しかけました。
窪田:そんなに意気込んで話してくれてたの(笑)? ごめんごめん。でもそれこそ、心が合流したとき、私はチアガールにスカジャンの衣装を着て、血まみれでタバコ吸って、ガム噛んでるシーンの撮影中で。
海老野:おぉ、撮影やってんなーって思いましたね。でも、私は彩乃ちゃんの演技が好きなんです。前作が好評をいただいたので、次は誰が主演なのかなって気になっていたんですけど、彩乃ちゃんが演じるって聞いて安心して。むしろ、「あ、これは逆に私が前作を演じていて大丈夫かな?」って不安になりました(笑)。
窪田:私はテレビのバラエティーで頑張っている心を見ていたので、第一印象は「陽気な人が来たな」っていう感じでした。この作品って、撮影日数も少ないし、そんなに現場が騒がしいわけではないんですけど、心が楽屋に来たら雰囲気がめっちゃ明るくなって。私が撮影から疲れて楽屋に帰ってきたら、みんなで大爆笑してる声が聞こえてきて……「マジ?」って(笑)。
海老野:メイクさんもスタイリストさんも、みなさん前作からの続投なので、顔なじみだったんですよね。前作は5日間くらいの超短いスケジュールで撮り終えたんですけど、最終日なんて、全員が疲労で顔が死んでいました(笑)。そういう過酷さを知っているからこそ、遅れて現場に入る私が雰囲気を変えないとって気持ちで臨みました。
窪田:心が明るいムードを作ってくれたことには本当に感謝しています。内容が内容、シーンがシーンだけに、クランクアップ目前は本当にしんどかったので(笑)。
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