元日ハム杉谷拳士「自分の会社を立ち上げる」の真意と斎藤佑樹への“相談”
#野球 #斎藤佑樹 #日本ハムファイターズ
プロ野球界からは今シーズンも福留孝介(中日)、糸井嘉男(阪神)、内海哲也(西武)、能見篤史(オリックス)など、多くの名選手が引退したが、世間的に一番知名度が高かったのは、日本ハムの杉谷拳士だろう。
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杉谷は14年の現役生活で1度もレギュラーポジションを獲得したことはなく、通算.212、16本塁打という成績。目立つ記録は2019年に残した1試合左右両打席本塁打くらいだが、オフのテレビ番組でその名を知られ、野球界きっての人気者だった。
「杉谷は帝京高校からドラフト6位で日本ハムに入団。3年目から1軍に定着しましたが、彼の名前が知られるようになったのは、とんねるずの正月番組『とんねるずのスポーツ王は俺だ』(テレビ朝日系)のリアル野球BANのコーナーに出るようになってからです。杉谷は帝京高校野球部の先輩の石橋貴明に呼ばれ、“石橋JAPAN”の一員として番組に参加。持ち前の明るいキャラクターで一流選手以上のインパクトを残し、一気にお茶の間の人気者になりました。
その後、本業の野球でも、打撃練習の際にウグイス嬢にイジられるネタで有名になり、珍プレー好プレーなどの常連に。一方、新庄剛志が監督に就任した際にはバラエティ番組出演禁止令が出され、こちらも話題になりました」(芸能記者)
過去をたどれば、板東英二、長嶋一茂、パンチ佐藤など、数々のタレントを輩出してきたプロ野球界。杉谷も引退後は即タレントになるものと思われたが、会見ではスポーツビジネス関連の会社を設立し、取締役社長に就任することを明らかにした。
「実際、芸能事務所からはオファーが殺到したそうですが、スポーツビジネス、マーケティング、球団経営などに興味があり、『野球界に恩返しをしていきたい』とコメント。アメリカに行きたいとも語りました。
ここで思い浮かぶのは元・同僚の“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹です。斎藤も昨年の引退発表時に芸能界入りが囁かれましたが、斎藤は『株式会社斎藤佑樹』という会社を作り、第2の人生をスタート。CMやテレビ、高校野球関連の番組やイベント、講演会など、幅広く活動しています。これまでプロ野球選手が引退後、評論活動をする際は芸能事務所にマネージメントを託すのが一般的でしたが、斎藤はそれをしなかった。その理由はズバリ、その方が実入りが良いからです。
今の時代、芸能事務所が窓口にならなくても仕事はメールで受けられますし、何か告知や宣伝をしたい時はSNSを使えば十分。事務所に入れば当然“アガリ”は掠め取られるわけで、自分で会社をやるという判断に至ったのでしょう。
杉谷は正直で、“引退に際して斎藤に相談した”と話しており、会社を作ったのは斎藤と同じ理由でしょう。引退後のインタビューではテレビにもどんどん出たいと話しており、芸能界への色気もプンプン。はっきり芸能界入りを宣言すると軽く見られますし、これからはこういったやり方がアスリートの第2の人生のスタンダードになるかもしれません」(週刊誌運動担当記者)
これまではオフの活躍が目立ったが、今後は年中活躍できるか。
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