愛子さまの首元で光るネックレスと“特別な男性”の正体
#週刊誌スクープ大賞
旧統一教会の被害者救済新法は「役に立たない」
ところで、4000万円もの政治資金の不記載が発覚した薗浦健太郎・自民党衆院議員(50)だが、東京地検特捜部が政治資金規正法違反で捜査中だ。
薗浦は、東大卒業後に読売新聞に入社、政治部や社長室広報部で勤務後、麻生太郎の秘書になり、2005年の衆院選で初当選した。
読売では「ナベツネ」のところにいたという。
杜撰なカネの使途が問題になっている薗浦だが、文春によれば、銀座並木通りにある完全会員制クラブラウンジ『X』の常連だそうだ。
そこではテキーラを一気飲みするゲームをやったり、上戸彩似の清楚なカウンターレディと店内で濃厚なキスを交わしているところを、見られたこともあったという。
薗浦は文春に対して、この店は1万円のセット料金で、自分がカードで払っていると話しているが、銀座の高級店が1万円? それこそ、店側からの特別待遇か、薗浦の“タニマチ”が不足分を払っているのではないかと勘繰りたくなるではないか。
李下に冠を正さずだよ、薗浦さん。
さて、統一教会の被害者たちが、新法で救われるのかどうかは甚だ不透明で、被害者救済をしている弁護士たちにいわせると、「役に立たない」という代物のようだ。
自民党の多くの議員が、水面下では統一教会に操られている。創価学会を支持母体に持つ公明党も、寄付の限度額などを具体的に決められては困ると反対しているのだから、満足な法案ができるわけは最初からなかったのだ。
文科省が統一教会に質問権を行使してはいるが、満足な回答が返ってくるとは到底思えない。
その教会側の“頭脳”になっているのが、顧問弁護士の橋本修也(59)だそうだ。秋の会見でも、ヤメ検にありがちな上から目線で批判を浴びた御仁である。
彼の住まいは、高級住宅地で知られる松濤だそうだ。地元の不動産屋にいわせると、4億円で売り出しても買い手がつくという物件だという。
本人にいわせると、統一教会関連の収入は1割以下。物件はリーマンショックの後に買ったから、地価が著しく下落していたし、ローンを組んで買ったと話している。
信者たちが苦労して集めた“寄付”は入っていないといいたいらしいが、弁護士とはよほど儲かる商売らしい。
ところで、このところの創価学会批判は、公明党の地盤沈下に直結することは間違いない。
「マインドコントロール下での献金は禁止」という、創価学会が絶対認められない項目に反対し、自民党を押し切った公明だったが、新潮によれば、麻生太郎や茂木敏充らが画策した(?)、国民民主党との連立構想には怒りを隠さなかったようである。
口うるさい公明党の影響力を削ぐという意味もあってのことだろうが、その背景には、公明党=創価学会の集票力が落ちてきているという事情もあるようだ。
信者たちの高齢化もあり、カリスマ池田大作名誉会長(94)が10年以上も姿を見せていないなどで、求心力が落ちているというのだが、それでも600満票も集められる力は無視できないと思うが。
聖教新聞なども信者たちが配っていたが、高齢化でできないところが増えてきたのだろう、2年前、茨城県で、聖教新聞の配達を読売新聞に委託したことが話題になった。こうした動きは全国に広がっていくのだろう。
創価学会二世は、統一教会と同じような苦しみを抱えている。文春で、元二世信者E(50代)は自らの経験をこう話している。
「母子家庭で生活は苦しく、親戚から生活保護を勧められたこともあったほど。そんな中でも母は、毎年十万円の財務に加え、聖教新聞を四部と公明新聞を二部購読していました。多部数購読の理由を母は『功徳のため』と言っていましたが家計を圧迫していたと思います。私は小学生の頃からお小遣い稼ぎのため、学校の許可を得て新聞配達をしていました」
Eの母親は7年前に亡くなるまで、年金をやりくりして財務を続けたという。
「母が亡くなったとき、地区の婦人部の人から『○○ちゃんは最期まで財務を頑張っていたから成仏するよ』と告げられました。最後までカネの話なのかと、腹立たしかった」
宗教はみな同じだというつもりはない。だが、統一教会問題は、創価学会にも同じ体質があることを改めて、人々に知らしめてしまった。
自民党も公明党離れをしていくのかもしれない。その流れはできつつあるように思う。
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