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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 転売ヤーが暴言連発の胸クソ回

転売ヤーの胸の内「情弱のお客様、ありがとうございます!」『ねほぱほ』史上稀に見る胸クソ回!?

実は、転売ヤー自身も“情弱”なのか?

 そもそも、この人たちはなぜ転売ヤーを始めたのだろう?

「私は転売したかったというより、起業したかったというか。私、田舎の長女で生まれて、親に昔から『女の子なんだから結婚して、家に入って、婿さん連れてきなさい』みたいな。そういうのマジ無理! って思って。大学生になったら、与沢翼さんっていう方がビジネスでめちゃめちゃ稼いでるのをテレビで見て、『こんなふうに私も自分の力で稼いで、ビジネスをして生きていく』と思って、転売にたどり着きました」(ユーリさん)

「転売で起業する」という目標を、彼女は持っていたわけだ。その後、件の転売コンサルと知り合ったユーリさん。無事、起業できたのだろうか?

「そうですね。始め、『3カ月で月に10万円稼ぎましょう』という目標があって、それは達成したんですよ。その後で、お客さんから30万円いただいて、自分がコンサルをする側に回るようにしたんです。Twitterで『稼ぎたい』ってつぶやいてる人とか、お金に関するインフルエンサーをフォローしている人に対して、ローラー作戦でDMを送りまくって(笑)。それで、年間20人ぐらいは集まって、最終的には独立したんですよ」(ユーリさん)

 それって、ねずみ講なのでは……。彼女は詐欺師の片棒を担いでいないだろうか? ねずみ講に騙される情弱の行く末は転売ヤーだと思うと、なんとも言えないヤバさを感じてしまう。

 続いて、ヒロシさんが転売ヤーになったきっかけは以下だ。

「自分、他にお金を稼ぐ能力がないので転売をやってるんです。IT系とか福祉系とかいろんな仕事をやってきたんですけど、基本的に能力がない人間だとどうしてもブラックになりがちなんですよね。で、自分は結婚していて子ども3人いるんですけど。みんな食わせなきゃいけないし、(転売は)自分1人経営なんで子どもたちとの時間も融通が効くんで」(ヒロシさん)

 家族のためだから転売ヤーをやっていてもいいですよ……と、筆者はとても言えない。というか、その子どもたちにとっても「親が転売ヤー」という事実はすごく嫌だと思うのだけど。

 最後は、タイヘイさんが転売ヤーになった理由について。

「(弁護士の)仕事でもよく聞くフレーズですけど、遊ぶ金欲しさですかね」(タイヘイさん)

 潔いが、このタイヘイさんから1番ヤバさを感じてしまう。

震災時にガイガーカウンターを高値で転売した後悔

 この3人は、転売ヤーをしていく中で失敗したことはないのか?

「私はお金を損したっていう経験はほとんどなくて。ただ、今思うと後悔してるみたいなことはありますね」(タイヘイさん)

 東日本大震災が起きた頃、ガイガーカウンターが品薄状態になったことがあった。それを見て、「これは売れる」と確信したタイヘイさんは薬局をしらみ潰しに電話し、10個ゲットしたらしい。そして、定価7000円のガイガーカウンターを2万円で販売、1日で13万円の儲けを手にした。はっきり言って、クズな金儲けの仕方である。

「当時は『儲かったなあ』くらいにしか思ってなかったんですけど、今になったらちょっとよくなかったなと思っています。最近、コロナでマスクの転売があって、めちゃくちゃ品薄になった時期ありましたよね。お金があっても買えないという場面があったりして。だから今、同じようなことがあってもやらないだろうなって」(タイヘイさん)

 マスクの高値転売により、逮捕者が出たのは記憶に新しい。転売ヤーが世間から敵視される理由の1つに、これがあると思うのだ。スニーカーやトレーディングカードなど趣味の物ならまだしも、命に関わる商品まで買い占めて転売するのだから、軽蔑されても仕方がない。

 タイヘイさんも反省したかのような口ぶりだったが、結局は「マスクやガイガーカウンターの転売はしない」と言っているだけである。転売ヤーに関しては依然前のめりだ。懲りてない。

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