年越しそばは“カップ麺”で!「どん兵衛」「赤いきつねと緑のたぬき」&「悪魔の贈り物」を全力レビュー
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年越し戦線異常あり!サンヨー食品「背徳のあげ玉」の2品「ニンニク醤油ラーメン」と「肉だしそば」
これまでは、変わり種とはいえ「どん兵衛」と「赤いきつねと緑のたぬき」という、年越しに食べるならグリグリの本命サイドの商品でしたが、3つめは大穴。
サンヨー食品の「背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン」と「背徳のあげ玉 肉だしうどん」214円(税別)です。年越しを謳いつつおそばではありませんが、揚げ玉が和風っぽいということでどうかお許しを!
商品名には「背徳」、パッケージには「悪魔の贈り物」と書かれています。なぜなのでしょうか。揚げ玉が脂質の塊なので、たくさん食べると罪悪感が増大するからでしょうか。
そういえば、以前ローソンで売られていた「悪魔のおにぎり」も揚げ玉がたっぷり入っていましたよね。相手が悪魔なので、アクマイト光線を繰り出される前に仕留める必要がありそうです。
左が「ニンニク豚骨醤油ラーメン」で右が「肉だしうどん」ですが、どちらも揚げ玉が表面を覆って麺が見えないほど入っています。これはどちらもタダゴトではない量ですよね。こんな極端なことができるのはカップ麺ならでは。
「ニンニク豚骨醤油ラーメン」は、ニンニクを効かせた豚骨醤油味のスープに、中細の油揚げ麺と、大量の揚げ玉や挽肉などが合わせられています。豚骨醤油やニンニクの組み合わせや、パッケージデザインや商品名からもわかるとおり、二郎インスパイアの商品です。麺が細く、背脂やヤサイが入っていないので、二郎インスパイアといってもゆるめ。
揚げ玉は背脂の代わりとして入っているようです。これまでにも二郎インスパイアのカップ麺やコンビニのレンジ麺で背脂が揚げ玉に置き換えられたものがあったので、斬新な揚げ玉の使い方というわけではありません。揚げ玉を入れたところであまり背脂っぽくもならない印象です。
過去の商品との決定的な違いは、なんと言っても揚げ玉の量です。揚げ玉が大量でもまったく背脂っぽくはない上に、スープの二郎っぽい部分まで制圧して消してしまう存在感。これはもはやニンニク豚骨醤油味などではなく、カイジもビックリの圧倒的揚げ玉味です。二郎の皮を被った揚げ玉ラーメンでした。かなり思い切っています。
「肉だしうどん」は、牛ベースの醤油味のつゆに、太めの油揚げ麺のうどんと、あおさ入りの揚げ玉やわかめが合わせられています。
牛だしに少し甘めの醤油味のつゆを、七味のピリっとした辛さが引き締めています……が、やはりこちらもつゆの味など全部吹っ飛ばすレベルの大量の揚げ玉。あおさ入りの揚げ玉で、緑色がアクセントになっています。
あおさ入り揚げ玉の量はかなりすごいですが、七味などつゆに多少主張があり、揚げ玉の他にわかめも結構たくさん入っています。揚げ玉のあおさとわかめによって、多少の磯風味が感じられて、ラーメンに比べると揚げ玉一辺倒ではありません。
もし揚げ玉が足りなければ自分で足せば良いと思いますが、おそらく今回の2品で揚げ玉が足りないなんてことはなさそう。年越しに食べると新年から罪悪感に苛まれそうな、確かに「悪魔の贈り物」でした。
年越しに食べなくてもおいしい
今回レビューした商品は、いずれも天ぷらや揚げ玉に強みがある商品で、年末年始の胃腸が疲れている時期に食べるには多少ヘビーかもしれません。年越しにオススメしておいておかしいですが、保存がきくカップ麺なので、年末年始じゃなくても体調と相談しながら食べてください。いつ食べてもおいしいのは間違いないです。
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