小野健斗、『真・事故物件』撮影時は自宅がヤバいことに…パワーアップしたパート2では?
#インタビュー #真・事故物件 #小野健斗
目の演技に注目!
――パート2の台本を読んでどう思いましたか?
小野 「YouTuberを集めて事故物件で恋愛リアリティ―ショーをつくる」という設定は前作に比べて入り込みやすい内容になってると感じました。まぁ、恋愛リアリティーショーはほぼ行われていませんし(笑)、ツッコミどころはたくさんありましたよ。でも、現場で不思議に思ってても実際映像で見てみるとまったく問題ない仕上がりになっていた。舞台作品だと生で見られているのでなるべく疑問点をなくす作業が大事になってきますが、特にこういうジャンルの映像作品は、もうそういう次元じゃないんだなと(笑)。
――細かいことを気にせず、グロを楽しめと(笑)。舞台作品と映像作品では役者としてアプローチの仕方が違う?
小野 映像作品の難しさはやはり目の使い方でしょう。表情って自然に出てくるけど、目は意識的に動かさないと説得力が出ない。普通に会話してるときと映像作品で芝居するときの目の使い方は全然違いますから。今回も目の動きをかなり意識して撮影していました。
――小野さんは原作モノの舞台化作品に出演されることが多いですが、そこでの役者哲学はありますか?
小野 役者として根本的には変わらないと思いますけど、原作ありきの舞台作品は役作りに関してヒントをもらっている状態でスタートするんで、キャラクターの作りこみやすさはありますね。でも原作に忠実になりすぎると面白みが少なくなってしまうこともあります。ある程度、攻めた役作りをしてもいいと思ってます。
――ありがとうございます。では最後に、改めて『真・事故物件パート2/全滅』の見どころをお願いします。
小野 肉片はもちろん、お札がいっぱい張ってある部屋とかセットの雰囲気づくりにすごくこだわっている作品で、前作に比べてキャッチーになっているけど、怖さ、グロさはパワーアップしており、スプラッターファンは絶対満足してもらえる作品になっているはずです。僕個人としても、役者としてやりがいを感じた作品になったので、今後もこういった猟奇的な殺人鬼の役をやっていきたいです。なにせこのシリーズを2本も撮って、人を殺し慣れてますから(笑)。
――パート3も制作されるかもしれませんしね!
小野 もしあったらまたやりたい! まぁ、今回で全滅しちゃいましたが(笑)。
小野健斗(おの・けんと)
1989年8月9日、東京都出身。2006年に『ミュージカル・テニスの王子様』の柳蓮二役で俳優デビュー。以降、『天装戦隊ゴセイジャー』(テレビ朝日系)ハイド/ゴセイブルー役で出演。『怨み屋本舗』(テレビ東京系)シリーズ、ミュージカル『薄桜鬼』や舞台『『おそ松さんon STAGE』などに出演し、2023年1月には出演舞台『リコリス・リコイル』も控える。
映画『真・事故物件パート2/全滅』
2022年12月23日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ 他 全国ロードショー!
監督:佐々木勝己 脚本:佐々木勝己/久保寺晃一
出演:窪田彩乃/小野健斗/海老野心/ヨウジ ヤマダ/石川涼楓/御法川イヴ 他
制作プロダクション:シャイカー/製作:REMOW/配給:エクストリーム
2022年/日本/カラー/DCP/サイゾー映画制作プロジェクト
©️2022 REMOW
shin-jiko.com
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