小野健斗、『真・事故物件』撮影時は自宅がヤバいことに…パワーアップしたパート2では?
#インタビュー #真・事故物件 #小野健斗
ホラー・スプラッターファンから熱烈な支持を受けた『真・事故物件/本当に怖い住民たち』。この奇跡の大ヒットを受けて、なんとシリーズ最新作『真・事故物件パート2/全滅』の公開が決定! 12月23日、クリスマスを前にしてついに封切される!
前作、芸能マネージャーという立場で美女YouTuber3人を絶望へとつきおとしたあの安藤が、今回は撮影助手として暗躍。死屍累々の惨劇をプロデュースする。ということで、今回はその安藤を演じた小野健斗さんを直撃! 本作の撮影秘話を聞いた。
――前作『真・事故物件/本当に怖い住民たち』がまさかまさかの大ヒットです。
小野 純粋にうれしいですし、ヒットしたことで続編につながることって本当にあるんだなと思いました。
――続編のオファーを受けてどう思いましたか?
小野 前作の撮影時に自分が住んでた家がヤバかったんですよ。事故物件ではないですが、磁場や運気の流れが悪い家だったみたいで、ラップ音がよく聞こえたり金縛りにあったり。霊媒師さんを呼んでも「ここはヤバイ」という話だったから引っ越したんですけど、その矢先のオファーで。新居にまた変なもの連れてきたらどうしよう……というのが真っ先に思い浮かんだことでした(笑)。
――タイミングが悪い(笑)。
小野 役者友達にも「引っ越したばっかでパート2やんの⁉ 撮影終わってから引っ越したほうがよかったじゃん」と言われました。
――とはいえ、待望のパート2。前作の好成績を受けて製作費も倍増しているそうですね。
小野 そうですね。現場でも前回より血の量、死体の数が増えてたことを実感しました(笑)。メイクのクオリティも上がってますし、全体的にお金のかかっている作品になっているはずです。
――小野さんは前作に引き続き、安藤というキャラクターを演じています。
小野 こいつがなかなか食えない男なんですが、前作とはまたちょっと安藤の雰囲気が変わっています。普段はどこにでもいる好青年でも腹の底には狂気性をはらんでる。そんなギャップのあるサイコパス感をどう演じるのかを監督と相談しながらキャラクターを作っていきました。
――佐々木勝己監督はどんな人ですか?
小野 不思議な人だと思います。普通はこういうジャンルの撮影に入るときはお祓いをするんですけど、前回も今回もまったくしないですからね。「(本物の幽霊が)きてくれたほうがいいじゃん」というスタンス。ホラーが本当に好きなんでしょうね。
――演者の安全よりも霊的トラブルを期待するという(笑)。いろいろ撮影も大変そうです。
小野 そこに関しては問題はありませんでした。前回は本物の事故物件を使っての撮影だったのでヤバイ雰囲気が漂ってたりでかい虫が出たりとけっこう大変だったんですが、今回はスタッフさんが実際に住んでいるおうちを提供してくださったんで、前回のような“本物がいそうな気配”がなく精神的には楽でした。まぁ、自分が慣れただけかもしれませんが。
――スタッフの方が家を提供したんですか⁉
小野 スゴイですよね。血まみれにされるのに。僕なら絶対断りますよ。
――前作では本物の鹿の臓物などを使って撮影したらしいですが、今回の撮影で印象的なエピソードをお聞かせください。
小野 冒頭のシーンは、撮影現場で「これがド頭で流れるのか」と思うくらいショッキングでした。でもあんなグロイシーンを撮影してるのに、スタッフのみなさんが本当に楽しそうなんですよ。カットがかかった瞬間に、みんな拍手して大笑い。僕が演じた安藤なんかよりスタッフ陣のほうがよほどサイコパス(笑)。(海老野)心ちゃんも顔が血だらけなのに、カットがかかっても平気な顔して笑ってるし、変わり者だらけの現場でした。
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