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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 草なぎ剛、香取慎吾と地上波共演
監督・東野幸治が引き出した

草なぎ剛「グループもなくなっちゃったし」まるで“SMAPのメンバー”のように出演したドキュメンタリー

草なぎ、中古カメラ店の店員を詰める

 稽古場にカンヅメだった草なぎを外へ連れ出した東野。草なぎはコインランドリーの前で立ち止まった。

「乾燥機、好きなんですよ。家の乾燥機より全然力が強いから、デニムとか縮めたいときはこういうところに来てやるんです」(草彅)

 デニムを縮めたいときは、コインランドリーに来る草なぎ。コインランドリーに行って、そこに草なぎ剛がいたらびっくりしてしまいそうだ。

 デニムにギターにバイク、多趣味の草なぎが今最もハマっているのはカメラである。2人は中古カメラ店に立ち寄った。好きなものを前にすれば、“素の草なぎ剛”が見れるかもしれない……と、東野は考えたのだ。店内で1つのカメラを手に取った草なぎ。

草なぎ 「これ、40万円もするんですか?」
店員 「そうですね。これはリペイントなんです」
草なぎ 「黒に後から塗ってるってこと?」
店員 「そうです、もともとシルバーのやつだったんです」
草なぎ 「なんで、そんなことしたの?」
店員 「黒が欲しいっていう……」
草なぎ 「誰が? 前のオーナーが?」
店員 「前のオーナーか、売っている……」
草なぎ 「でも、こっちのほう(リペイントされたほう)が高いじゃん、リペイントされてるのに。なんで、リペイントされてるのに高いの?」
店員 「そうですね……、あの」
草なぎ 「なんで? ほら、同じだよ。これを塗ったってことでしょ? なんで、塗ったほうが高いの?」
東野 「すみません、やめましょ」
草なぎ 「不思議だなと思って(笑)」

 まるで“なんでなんで期”のようにグイグイ店員を詰めにいく、面倒くさいウザ客・草なぎ。店員さんは困っているのに、お構いなしだ。そりゃあ、リペイントしたほうが手間賃が加わって高値になるのは当然と思うが、彼は納得がいかなかった。

 ジーンズに関しても同様だが、草なぎは懲り性なのだろう。いわば、追求の精神である。好きなものを前にすると、目の色が変わって強弱がおかしくなってしまう探究心は、彼らしさだ。

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