トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
フラット芸能

戸田恵梨香、恋多き女優を変えた夫・松坂桃李の習性

戸田恵梨香、恋多き女優を変えた松坂桃李の習性とはの画像1
戸田恵梨香 FLaMme 公式サイトより

ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――11月13日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に戸田恵梨香が出演し、「ドラマとか映画の世界にたくさんのコンプライアンスができてしまったのが一番くやしい」「ヤクザのお話なのに、ヤクザがシートベルトをする。なんだ、その手間」と発言したことが話題となりました。

城下 「ヤクザがシートベルト」とは笑ってしまいますね。戸田さんと同じような嘆きの声は、制作陣からよく聞かれます。ドラマに限らずバラエティ番組もそう。お笑い芸人が「痛い、痛い」と大げさなリアクションするような、痛みを伴う笑いは「いじめにつながる」と批判が来るのでできない。クレームを恐れて表現が慎重になりすぎるため、演者としては「つまらない」と感じることもあるのは否めません。

――観たい人だけが観に行く映画であれば、比較的自由に表現ができそうです。

城下 そんなことありませんよ。製作委員会システムになって複数のスポンサーが出資しているため、1社でも「世間から批判されたら困る」と意見すれば、そうした表現ば難しい。ただ、そうした制限がある中で、新たな表現を模索している制作陣もたくさんいます。たとえば、健康によくないということで、ドラマではほとんど見なくなったたばこを吸うシーン。たばこを吸わなくても、そこで表現したかったことを別の方法で演出しようと試みるようになっています。ただ、やっぱり「ヤクザがシートベルト」はさすがにどうかと思いますね(笑)。

――確かにそうですね。そんな戸田ですが、11月28日、第1子妊娠を発表しました。戸田は2020年12月に松坂桃李と結婚しています。

城下 おめでたいですね。戸田さんは2021年秋ごろ一時、仕事をお休みすることがありましたが、もしかしたら妊活を考えて、長期間の仕事を引き受けないようにしていたのかもしれません。戸田さんは、とても才能ある女優で仕事熱心で業界でも評判がいい。ただ、複数のプロデューサーから意外な一面を聞いたことがあります。プロデューサーいわく「魅力的だし仕事はきっちりするけれども、恋多き女優」「恋愛中は、恋愛優先に変身。撮影終了と同時にすぐに帰ってしまう」とのこと。仕事ができる女優ですが、そういう面があってビックリですね。

――そういえば結婚前は、数々の俳優と派手に週刊誌に撮られてましたね。

城下 そうなんです。交際相手はすぐに両親に紹介するので、いつも「結婚間近か?」と言われていました。しかし、相手の俳優が別の女性と会っていたりするとすぐに破局。戸田さんは恋愛相手と、ずっと一緒にいたいタイプなんです。夫の松坂さんは、仕事が終わるとまっすぐ家に帰る。打ち上げなどどうしても付き合わなければいけない場合は別として、外で遊ぶことなく、家でゲームをしているほうがいいという人なんです。あまり社交的とは言えないインドア派です。戸田さんにしてみれば、ずっと一緒にいられるぴったりの相手。だから結婚したのでしょう。

――松坂も意外なタイプですね。夫婦仲も順調でプライベートでは幸せいっぱい。でも戸田は、『ボクらの時代』では「コンプライアンスを守ってたら限界が来るわけじゃないですか。お芝居、役者をやり続けられるんだろうかって、自問自答するんですよね」と、気になる発言をしていました。

城下 「引退をほのめかしているのではないか」と報じられていますが、僕はそうは思いません。恋愛中は恋愛優先だったように、今は夫とお腹の子を優先したいという思いがベースにあり、ちょっとコンプライアンス重視のテレビ・映画界を憂いてみたというところ。それがすぐに引退に結びつくわけではないと思いますよ。

――なるほど、今は家庭モードなのかもしれないですね!

 

 

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2022/12/08 11:00
ページ上部へ戻る

配給映画