セブンイレブンが誇る「蒙古タンメン中本」&「とみ田」カップ麺、“飛び道具入り”の新味を実食!
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えびの三連コンボ炸裂!! 「中華蕎麦とみ田監修 甘えび香る豚骨まぜそば」
続いては、「中華蕎麦とみ田監修 甘えび香る豚骨まぜそば」278円(税込)。製造は明星食品。松戸の「松戸富田麺桜」は「とみ田」店主が監修する姉妹店ですが、そこの限定メニューである「甘エビ濃厚つけ麺」を、カップまぜそばにアレンジした商品です。
「中華蕎麦とみ田」といえば「豚骨魚介」の押しも押されもせぬ名店ですが、セブンのカップ麺としてもおなじみで、先日も「セブンプレミアムゴールド」ブランドから「純粋豚骨らぁめん」というインパクトが大きい商品が発売されていました。
常日頃からカップ麺を食べている方々には、ひょっとしたら既視感のある商品かもしれません。というのも、2021年5月にローソン限定で発売されていた「一幻 えびみそまぜそば」と、“えび味”の“ノンフライカップまぜそば”という点でよく似ているからです。
「とみ田」も「一幻」も超有名店ですが、今回の「とみ田」は「セブン版・一幻」という側面もありそう。
えびが香る豚骨醤油味のたれに、中細で縮れのついたノンフライ麺と、えび揚げ玉、チャーシューチップ、キャベツなどの具、えび粉末の入ったふりかけが合わせられています。えび粉末やえび揚げ玉が用いられているのは、以前の「一幻」カップ麺と共通しています。
えびの味や香りが感じられる豚骨ベースの醤油だれ。「豚骨魚介」でおなじみの「とみ田」は魚介が強いですが、その魚介がそのままえびに置き換わった感じでしょうか。豚骨や醤油の中でえびがクッキリ感じ取れ、その濃さが際立っています。
えびの殻を焼いたような風味がつけられている、えび粉末の入った「ふりかけ」。強い香ばしさと塩気によって、たれ以上に味の中心的存在として君臨しています。「豚骨魚介」では魚粉が用いられていますが、それに負けないくらい目立っていました。
この粉末、お酒飲みながらちびちび舐めたいくらいおいしくて、ごはんにかけても絶対おいしいやつ。粉末だけで売ってくれないですかね。
麺は中細で縮れのついたノンフライ麺。麺表面につるみがあって弾力の強い多加水麺食感ですが、適度にしっとり感も持ち合わせています。小麦の自然な甘みがあり、えび風味の中に入ってもきちんと映えていました。高価格に見合う、上品な質感の麺です。
カップの中で見た目に最も目立っていたのは真っ赤なえび揚げ玉で、たれやふりかけとともにえびの風味をさらに強固なものにしていました。まさにえびだらけ。黒い三連星もビックリのえびの3連コンボがガッツリとハマり、これでもかと濃厚なえびが楽しめます。
見た目にはえび揚げ玉が目立っていますが、他の具、チャーシューチップ、キャベツ、メンマも量がしっかり入っており、具だくさんです。
先ほど紹介したローソンの「一幻」カップまぜそばと比べると、えび粉末のふりかけ、えび揚げ玉といった共通項が多いですが、揚げ玉の量では「一幻」、他の具は今回の「とみ田」が多く、一長一短。「一幻」のほうは今は手に入りませんが、えびまぜそばカップ麺を介したセブンとローソンの、時空を超えたガチンコ勝負の様相を呈していました。
「トマト&チーズ」と「えび」の魅力が全開!
どちらもお店の人気、カップ麺の人気も超絶大な「蒙古タンメン中本」と「中華蕎麦とみ田」の変わり種商品でしたが、それぞれ「トマト&チーズ」と「えび」の魅力が全開に感じられます。
「中本」はいつもに比べると具が多少物足りないこと、「とみ田」は高品質はいえちょっと高額で、それぞれに泣きどころがないわけではありませんが、おいしさが欠点を十分に補える、食べて損はない商品ではないでしょうか。
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