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秋葉復興相、寺田総務相に続くか フライデー&文春の硬派スクープと週刊誌の今

サッカー・カズの兄にもパワハラ騒動

 久しぶりに川内康範の名前を聞いた。『月光仮面』の生みの親で、森進一のヒット曲『おふくろさん』の作詞家で、テレビアニメ『まんが日本昔ばなし』の監修者で、詩人でもあった。

 見た目は恐いが、話しているとやさしい素顔も見せる、魅力的な人だった。

 私は、週刊現代編集長のときによく、銀座の彼の事務所に行って話をした。

 私を呼ぶときは「モッチャン」と電話をかけてきた。享年88。

 その『まんが日本昔ばなし』の舞台が11月27日まで東京芸術劇場で上演されていたそうだが、始まる前にトラブルがあったと新潮が報じている。

 この権利を持っているのは康範の4番目の妻だそうだが、舞台の制作に関わったプロデューサーのところへ飯沼龍飛という人物から、この企画を取り上げる際は自分に連絡するようにというメールが届いたという。

 この人物、康範の最初の妻の長男の子供で、康範にとっては孫にあたるそうだ。新潮によれば、4番目の妻と飯沼家との間でバトルがあったようで、長男の春樹が、息子が独断でやったことだ、申し訳ないと話している。

 この記事で少し気になるのが、春樹が経済的な意味で一番価値があるのは『まんが日本昔ばなし』だと語っていることだ。

 あれだけヒット曲を作詞しているのに、今ではそれほどカネになっていないのだろうか。

 いまさら『月光仮面』でもない、古い歌謡曲もテレビでは流れないから印税は入ってこないということなのだろうか。あの頃を知っている私には、ちょっぴり悲しい気がする。

 

 サッカーの三浦知良というのはスゲー男である。55歳で現役サッカー選手だぞ。それにカッコいい。

 今では実力的には衰えが目立つのだろうが、人気は昔より今のほうがあるのではないか。そんなカズのいる「鈴鹿ポイントゲッターズ」は、兄の泰年(57)が監督を務め、Jリーグ入りを目指しているという。

 新潮によれば、そのチームで、泰年監督が選手などにパワハラを行ったと、NHKなどが報じていたという。

 どうやら、泰年監督がGMやチームの運営会社の代取を兼任していることで、排除された前のオーナーが、影響力を残そうとして“リーク”したのではないかといわれているそうである。

 まあこれも、この三浦兄弟を一目見ようと、JFLとしては珍しく5000人近くのファンが押し寄せた人気がもたらしたものかもしれない。

 カズは、このまま還暦まで現役で続けて欲しいものだ。

 

 お次もサッカーの話題。

 W杯カタール大会の初戦、日本が強豪ドイツを破り、日本中が歓喜に沸いた。

 私も見ていたが、前半はドイツの一方的な攻勢で、大人と子どもがやっているように見えたが、後半戦は人が変わったかのように、日本の攻撃力がドイツを上回り、衝撃的な勝利を収めた。

 翌日はスポーツ紙はもちろん、朝日新聞なども一面でこの奇跡的な勝利を伝えていた。

 だがサッカーは難しい。格下のコスタリカ戦に勝てば早々に次のステップに行けたのに、まさかの1対0の敗戦。

 メディアは一転して、日本危うし、森保監督采配への疑問を報じた。次はスペイン戦だから、勝つ確率は非常に低いといわれる。

 ドイツも、勝てないといわれていたのだから、奇跡を起こす可能性はあるのに、早くもお祭り終焉の雰囲気である。

 移り気なのはメディアの習性だから致し方ないが、あまりにもと思うのは私だけではないはずだ。

 コスタリカもスペインに7対ゼロで惨敗し、国中が非難したというが、日本に勝ってホッとしているに違いない。

 文春は、W杯のキーマンとして鎌田大地を取り上げている。現在はドイツの一部リーグの名門、フランクフルトに所属して、推定年棒2億9000万円といわれるスターだ。だが、子どもの頃は、不運や精神的にまいった時期があり、順風満帆のサッカー人生ではなかったと報じている。

 これは先週の新潮でも報じていたので、詳しくは書かない。今季でフランクフルトとの契約が切れるので、ACミランなど複数のクラブが関心を持っているといわれる。

 アメリカの経済誌『フォーブス』が10月に鎌田の特集を組み、「36億円の価値がある」と書いたそうだが、そうなれば、両親にロレックスや新築の家のほかに、マンションでも一棟買ってあげるのかもしれない。

 本人は結婚していて、長男を溺愛しているそうだ。

 新潮も日本チームについて特集している。新潮もいうように、今回は、暑い夏を避けて冬場の開催になったため、欧州リーグなどが開催中のため、けが人が多い。監督にとっては頭の痛いことだろう。

 森保監督はそれを想定していて、チームドクターを1人増やしたり、理学療法士を同行させているという。

 今回の日本のチームの特徴は、中心になる選手がいないことだろう。中田英寿や本田圭佑、長谷部誠のような存在がいないため、仲良しイレブンではあるが、危機的状況になった時、誰が中心になってまとめていくのか、そこがスペイン戦でのキモだろう。

 コスタリカ戦のように、だらだらと流れて、気がついたら負けていたということにならないよう祈りたいが。

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