秋葉復興相、寺田総務相に続くか フライデー&文春の硬派スクープと週刊誌の今
#週刊誌スクープ大賞
秋篠宮さまの“お膝元”団体でパワハラ騒動?
今週の1番手は、再び感染者が増えてきたコロナ第8波についての文春の記事から。
文春によると、今後東京では、感染者が1日3万人を超えるという試算があるそうだが、予想されていた通り、インフルエンザと相まって、この冬は今まで以上に病床逼迫が深刻になるだろう。
しかし、高齢者の5回目の接種が9月から始まっているが、接種種率は約10%ぐらいで進んでいないという。
第7波で重症化率が低くなっていたため、高齢者も気が緩んでいるのではという指摘をしているクリニックの院長がいるが、それは違うのではないか。
私のところへも5回目のコロナ接種の通知が来ているが、まだ受けようかどうしようか迷っている。
それは、肺炎球菌ワクチンを打ちに行った際、私の主治医のこんな言葉があったからだ。
「このワクチンを打ってから3週間は、ほかのワクチンを打たないでください。インフルエンザとコロナワクチンも一緒にやらない方がいいと思う。何しろ、これだけの短い期間で、いくつものワクチン接種をするのは、人類が初めて体験することではないでしょうか。どんな副反応が出るかまったく未知の世界ですから」
そうだと思う。それが証拠に、コロナのワクチン接種による死者が増えていると感じさせるニュースが多い。これは氷山の一角で、因果関係がわからないからコロナワクチン接種のための死ではないと、発表されないケースが山ほどあるはずだ。
たしかに、文春が書いているように、コロナに罹ると、記憶障害の発症リスクが1.77倍、アルツハイマー病の発症リスクが2.03倍高くなるというデータもあるそうだが、コロナの後遺症も恐いが、ワクチン接種の副反応も恐い。私のような高齢者は迷っているのだ。
政府の専門家会議の連中は、うがいや手洗いを励行してくれとしかいわないが、前からいわれているように、今年の冬は人の流れを押さえ、感染者をできる限り少なくすることが最も重要だと思う。
政府や専門家会議のやり方は、経済優先、人の命は後回しとしか思えない。強いリーダーを求めているわけではないが、岸田首相のように、自分の考えがどこにあるのか分からない人間では、コロナだけではない戦後最大の難局を乗り切ることはできないこと、自明である。
さて、タイトルを見ると、また秋篠宮にトラブルが起きたのかと思わせるが、そうではない。
秋篠宮が名誉総裁をしている自然保護団体「世界自然保護基金」の日本支部、WWFジャパンの職員が、2019年7月から2022年6月までの間に25名も退職しているという話である。
ここはスイスに拠点を置く世界最大の環境保全団体で、日本は16番目に設立されたという。
ここの収入の8割以上が「サポーター」といわれる個人や法人からの会費や寄付で、2021年度の経常収益は約14億6940万円だった。
そこがガバナンス機能不全に陥っているというのだ。発端は、2020年におこなわれた事務局の組織改編だったそうだ。
「事務局長の下にいる室長を従前の三名から六名に増やし、事務局長と“合議制”で職員を評価するようになったのです」(元職員)
その合議制の評価が正しく行われていないというのである。
子どもへの普及教育を担当していたAは、直属の室長とソリが合わずに部署異動したが、その後も、「あなたに合う仕事はない」といわれ仕事を与えられず、さらに「こんな職場やめちゃいな」と退職勧奨を受けて退職したという。
これを機に、人事への不信感から、退職者が一気に増えていったそうだ。
反抗的だなどという曖昧なもので仕事を与えられず、辞めていく職員たちが、その理不尽さを書いたメールを全職員たちに送った。それを文春は入手したという。
当然、労働組合は、末吉竹二郎代表理事に改善要求したが、門前払いのような仕打ちを受けたという。
事務局側は、人事マネジメントの改善については、労働組合やスタッフとの対話を重ね、相互に理解を深めていくと回答している。だが、
「WWFは皆さまの支援で成り立っている組織です。何より大切なのは信頼。今の状況を放置し、隠すことは、組織の信頼を毀損することに他なりません」(退職した職員)
文春のいうとおり、「WWFジャパンには、全職員の“労働環境保全”が求められている」ようだ。
いっそのこと、秋篠宮名誉総裁に直訴してみたらどうだろう。読みながらそんなことを思った。
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