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キンプリへの嫌がらせ、冠番組も交代か? Travis Japan推しを始めたジャニーズの“見誤り”

キンプリへの嫌がらせ、冠番組も交代か? Travis Japan推しを始めたジャニーズの見誤りの画像1
King & Princeの5人

 平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が来年グループを脱退し、ジャニーズ事務所も退所するKing & Prince(以下、キンプリ)。衝撃の発表から早くも1カ月ほどが過ぎようとしているが、その間にもティアラ(キンプリファンの総称)たちはさまざまな動きを見せている。

「11月9日に発売した最新シングル『ツキヨミ/彩り』は、オリコン週間シングルランキング(11月15日付)で1位を獲得。自己最高の初週79.2万枚を売り上げる大ヒットとなった。これは、Twitterを中心に、ティアラたちが購入を呼びかけて他のジャニーズファンも購入をした結果だとか。また、中には“ミリオンヒットになったら、3人の脱退は阻止できるかもしれない”と考えるティアラも出現して、複数枚買いの報告もTwitterでしている。さらに、公式MVも再生回数を1億回にしようと同じく視聴を呼びかけるなど、健気な活動をしています」(スポーツ紙記者)

 しかし、楽曲がミリオンヒットになっても、MVが1億再生を越えても、とても残念なことだが、この決定を覆すことは難しそうだ。

 一方のジャニーズ事務所は、こういったティアラの動きに危機感を募らせているという。

「Twitterの書き込みを見ると、Snow ManやSixTONESの一部ファンも、キンプリの購買運動に参加している。SNS上でどんどん輪が大きくなればなるだけ、来年の退所日にはジャニーズ事務所へ一斉にバッシングが向かう恐れがある。万が一、何かあれば、キンプリを続ける永瀬廉と髙橋海人の活動にも支障が出かねない」(週刊誌記者)

 しかし、そんなティアラたちの気持ちを逆撫でしているのが、当のジャニーズ事務所だ。

「キンプリは事実上の“空中分解”が決定したわけで、ジャニーズ事務所はすでに他のグループの売出しに動き始めている。その急先鋒がTravis Japan(以下、トラジャ)です。レコードレーベルもキンプリと同じユニバーサルですし、デビューシングル『JUST DANCE!』を10月に配信リリースしたばかり。また、来年にはデビューコンサートツアーも行う。キンプリが出演するはずだった歌番組などには、優先的にトラジャが横入りする予定のようです。今回のキンプリ騒動で、ユニバーサルとの関係も悪化しそうなわけで、ジャニーズ事務所も総力を上げて、トラジャを売り込むしかない」(民放関係者)

 その動きは各所で見られていて、すでにさまざまな雑誌でトラジャが表紙を飾り出している。

「ここ最近でも、11月22日発売『TVガイド』(東京ニュース通信社)、『Myojo』(集英社)、24日発売の『月刊ザテレビジョン』(KADOKAWA)、26日発売の『ダンススクエア』(日之出出版)など、数多くの雑誌の表紙をトラジャが飾っています。また、各誌の年末年始の特大号でも一気にトラジャを売り込む予定だとか。

 さらに、テレビへの露出も加速させ、今年の紅白では“世界デビュー”をキーワードにコーナーで出演させるのではないかという話も出てきた。脱退騒動で、来年以降の放送が危ぶまれているキンプリの冠番組『King & Princeる。』(日本テレビ系)の後番組として、トラジャの新番組の構想もあるようです。ティアラからしたら“嫌がらせ”とも受け取れるトラジャの売出し方だけに、ひと悶着が起きそうな雰囲気も……」(同上)

 ただ、トラジャもトラジャで2012年のデビューから下積みを重ねてきた苦労人であり、こうして露出ラッシュになるだけの話題性と需要はある。本来ならば、そこにキンプリの動向は無関係であるはずなのだが……。

「トラジャのデビュー直後の売り出し方がこんなふうに誤解を招きかねず、キンプリとの対立構造のように見えてしまっているのは残念。もちろんキンプリの3人が悪いわけでもなく、事務所の売り方やビジネスの問題で、双方のファンの気持ちを考慮しているとはちょっと言えない」(同上)

 キンプリの崩壊と入れ違いになる格好で、本格的なブレイクが期待されるトラジャ。このままでは双方のファンがジャニーズ事務所への不信感をますます強めてしまいそうだ。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2022/11/28 19:00
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