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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > “お酒の曲”は時代でどう変わった?

『関ジャム』“お酒にまつわる曲”は時代でどう変わった? 関ジャニ大倉も飲食業界の苦労語る

関ジャニ・大倉、鳥貴族目線で「お酒」を語りだす

 KOHDが選んだお酒の名曲は、Vaundy「napori」だった。この曲にはこんな歌詞が登場する。

「当然こんな夜にはコーヒーがいいだろ
 そんな僕の横でハイボールを1口」

 この歌詞について解説するのは、zoppだ。

「言っても時代が変わってきてるんで、お酒の扱い方も変わってきていて。主人公はコーヒーを飲みながら、横の女の子はハイボールを飲んでるんですね。普通、お酒の席ってどっちかが飲んでいれば、礼儀上、忖度して(お酒を)飲まなきゃいけない空気が昔はあったんですけど、もうそれをやってない。これは、昔はなかなかなかったんじゃないか? 多様性も出てきて、『飲まなくてもいいじゃん』みたいな」(zopp)

 ここで、唐突に口を挟んだのは関ジャニ∞の大倉忠義である。

「なんか、酒離れってなってるけど、みんな飲み方が変わっただけで、家で飲んでたりするのであれば、やっぱり外食業は困るので外に出てきてほしいですよね」(大倉)

 音楽番組『関ジャム』で、いきなり飲食の話をし始める“飲食業界代表アイドル”大倉。さすが、「鳥貴族」の創業者・大倉忠司氏の長男だ。「鳥貴族」目線で「お酒」を語る父想いの一面は泣けるが、残念ながら今回の企画趣旨はそれではない。

演歌とお酒は切っても切り離せない

 酒好き芸能人の代表格ともいえる古田新太が挙げた曲は、石川さゆり「ウイスキーが、お好きでしょ」であった。この曲の制作陣はかなり豪華。歌い手は石川さゆりで、作曲は杉真理、作詞は田口俊である。大御所揃いのプロジェクトだったのだ。曲調はジャズ、ムード歌謡の要素が強いが、歌っているのは演歌歌手・石川さゆり。やはり、演歌とお酒は切っても切り離せない。

 一方、大倉が選んだ曲はサザンオールスターズ「SEA SIDE WOMAN BLUES」だった。

「小さい頃からこの曲を聴いていて、大人になってお酒を飲むようになってから改めて聴くと歌詞が沁みる」
「父親の車で聴いてたっていうのが思い出深くて」(大倉)

「SEA SIDE WOMAN BLUES」は、いわば“桑田佳祐流の演歌”である。どちらの曲もたまらないし、聴けば一気に沁みる。納得の選曲だ。というか、「鳥貴族」の創業者はサザン好きだったのか。

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