Travis Japan、快挙連発で歌番組のオファー殺到も… ジュリー社長の“関西推し”でいきなり正念場
#ジャニーズ #Travis Japan
10月末にジャニーズ初となる世界配信デビューを飾ったTravis Japan(通称・トラジャ)が、今月24日にYouTubeの「ジャニーズJr.チャンネル」に出演。チャンネル卒業を記念した緊急生配信を実施した。
ジャニーズJr.のグループがそれぞれ各曜日を担当する同チャンネルで、Travis Japanは2018年から木曜日を担当してきた。ジャニーズでは、デビューに伴って単独チャンネルを開設して卒業するのが通例だが、Travis Japanはメジャーデビュー前の9月29日に単独チャンネルを開設し、「ジャニーズJr.チャンネル」と並行して出演する変則スタイルとなっていた。今回の卒業記念生配信を持って、単独チャンネルに完全移行する格好だ。
生配信では、メンバーたちが同チャンネルでの思い出を語りつつ、中村海人が名物キャラ「黄金タイツマン」として全身タイツ姿で現れたり、松倉海斗がカエルのコスプレで登場したりと騒がしくも楽しい内容に。Twitterでは「最後に黄金タイツマンとカエルのお散歩が見られてよかった!」「トラジャちゃん達のわちゃわちゃ最高です」「4年8ヶ月と3日、本当にありがとう!」などと反響が広がり、トレンドワードに「#トラジャ卒業緊急生配信」「黄金タイツマン」が入るほど話題を集めた。
「ジャニーズJr.チャンネル」を卒業したことで、いよいよ「デビュー組」として本格的な活動が始まりそうなTravis Japan。今後さまざまな歌番組に出演が予定されているようで、デビュー年らしい忙しい年末になりそうだ。
「CDデビューはしていないものの、ジャニーズ史上初となった全世界配信デビューのインパクトは大きい。その話題性を見込んで彼らにオファーした番組は多く、年末年始の音楽系番組にも引っ張りだこになっているようです。しかし、初出場が噂されていたNHK『紅白歌合戦』は落選。トラジャのデビューは10月いっぱいでジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明氏の肝煎りでしたから、もし滝沢氏が残っていたら、猛プッシュでトラジャの紅白初出場を取り付けていただろうと推測されます。やはり、滝沢氏がいなくなったことでトラジャの立場が微妙になっている感は否めない」(制作会社関係者)
一部報道によると、滝沢氏は「手塩にかけて育てたTravis Japanのデビューと引き換えに退社したのではないか」とも伝えられている。Travis Japanは滝沢氏の退社後も「タッキー派」として見られかねず、今後が“いばらの道”になる恐れもあるという。
「King & PrinceやSnow Man、SixTONESなどは、デビュー前からバラエティやドラマなどにメンバーたちを出演させて顔を売ってきた。しかし、トラジャはなかなかテレビにハマれずにいます。ダンスなどのパフォーマンス力には定評がる一方で、とくにバラエティでのテレビタレント的な振る舞いがあまりうまくない。事務所の強いプッシュがあれば場数をこなして徐々に対応できるようになるでしょうが、ジャニーズは今後、藤島ジュリー景子社長の意向でなにわ男子や関西ジャニーズJr.勢を推していく方針といわれています。滝沢氏が育てたグループという因縁もありますし、来年以降もトラジャのバラエティ露出はあまり増えないかもしれません。そうなるとYouTubeの重要性が高まりますが、個別チャンネルの登録者数は開設から2カ月で約22万人と思ったほど伸びていない。なにわ男子は開設から約4カ月で登録者数100万人を突破しましたから、勢いの差は歴然。トラジャはデビュー早々、正念場を迎えている状態です(苦笑)」(前同)
「育ての親」ともいえる滝沢氏が電撃退社したことで、華々しく世界デビューした直後に先行きが不安視される状況となったTravis Japan。しかし、配信デビュー曲「JUST DANCE!」が日本人アーティストのデビュー曲として史上初めてビルボードの「グローバル・エクスクルーディングUSチャート」にランクインするなど、彼らが快挙を連発している事実もある。
長い下積みで培ったジャニーズ随一のパフォーマンス力とファンの応援を糧にして、この逆境を跳ね返す大活躍を見せてほしいところだ。
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