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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > キンプリファン、愛するがゆえに暴走⁉

King & Prince、ファンの力結集で初週売上最高を記録も…一部ファンの“暴走”に懸念の声

King & Prince、ファンの力結集で初週売上最高を記録も…一部ファンの“暴走”に懸念の声の画像
Johnny’s net「King & Prince」より

 King & Prince(以下、キンプリ)を応援するファンの猛烈な活動が話題になっている。購買運動によって最新シングルの初週売上が過去最高を記録するなど一致団結で驚異的なパワーを発揮する反面、一部ファンの暴走によってトラブルも多発しているようだ。

 今月4日、キンプリの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が来年5月にグループを脱退し、それぞれ事務所も退所すると発表した。グループは継続するが、残った永瀬廉と高橋海人の2人きりになってしまう。ファンにとっては青天の霹靂で、嘆き、混乱、怒り、悲しみ等々、抑えきれない心の叫びがネット上にあふれた。

 通称「ティアラ」と呼ばれるファンたちが最初大きく動いたのは、キンプリに初の「ミリオンセールス」をプレゼントしようという購買運動だった。9日に発売された11thシングル『ツキヨミ/彩り』を複数購入するファンが続出し、14日に確定したオリコンの週間シングルチャートで初週売上およそ79万2000枚を記録して初登場1位を獲得。これまでキンプリのシングル初週売上はデビューシングル『シンデレラガール』のおよそ57万7000枚が最高だったが、ファンの購買運動のかいもあってそれを大幅に上回った。さらに2週目も3万枚ほど売れたと見られ、累計82万枚を突破したとファンは喜んでいる。

 また、昨年3月時点での『シンデレラガール』の累計売上はおよそ75万2000枚で、ファンたちはこちらもミリオンセールスにしようと、同シングルを追加購入する「追いデレラ」活動を展開。今月16日付のビルボードジャパンの記事によると、同日時点で累計売上は83万8244枚とされており、遠くないうちに『ツキヨミ/彩り』との同時ミリオンが実現してもおかしくない勢いだ。

 ミリオンだけでなく、ファンたちは「年間売上1位」という目標も掲げているが、あまりにファンが購入活動に熱心になりすぎて「店頭からキンプリのCDが消える」という現象も起きており、レコード会社の販売予想を覆すような状況となっているようだ。さらに、ファンたちはビルボードランキングで上位入りさせるためにTwitterで曲名をツイートしたり、YouTubeでPV再生数を伸ばすために複数のデバイスを駆使して再生を繰り返したり、海外のラジオ局に曲のリクエストを送ったりと、あらゆる手段でキンプリを熱烈に応援している。

 しかし、その強烈な思いが時には暴走してしまうこともあるようだ。脱退発表後、著名人らがキンプリに言及して炎上する事態が頻発している。

 今月17日には、おぎやはぎの小木博明が、深夜ラジオ番組で年末のNHK『紅白歌合戦』にキンプリの出場が決定したことを受けて「キンプリって、あのキンプリでしょ? だってもういないじゃん、5人」などと語り、相方の矢作兼も「ああいうことがあっても選ばれるんだ」と発言したことで炎上。平野ら3人が脱退済みであると勘違いした小木にも一定の非はあるが、ファンはそれを差し引いても余りあるほど激怒し、ネット上で「一気に嫌いになった」「二度と視界に入らないで」などと厳しい声が飛び交うことに。

 その結果、ラジオ局に抗議文を送付したというファンや、岸がレギュラー出演している『VS魂』(フジテレビ系)の24日放送回に小木が出演するとわかると番組公式Twitterアカウントに対し「おぎやはぎ出るなら見ません」「おぎやはぎ…やだなあ。今回は観ません」などとクレームを付けるファンまで現れるほどの騒動となっている。

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