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#週刊誌スクープ大賞
ジャニーズ事務所、ジュリー氏の半生と伯父、母の不在
難関進学校に進んだ秋篠宮悠仁さんの成績がふるわないと、週刊誌が報じている。
新潮は、「赤点危機で赤門赤信号」と、うまいタイトルをつけている。
彼が通う筑波大附属高校は、1年生の時から東大をはじめ、有名大学への受験勉強が始まるという。
熾烈な受験戦争の中に入れられて、優秀な同級生たちと競いあうのは「お可哀そう」と思わないでもないが、さぞかし母親の紀子さんは気を揉んでいることだろう。
だが、新潮もいっているように、将来の天皇には、受験勉強より大切なものがあるはずだ。
初の東大卒の天皇という“称号”は、飾りにはなるが、必要不可欠なものではないはずだ。
もっと伸び伸び、自然と触れ合い、多くの人と交流することのほうが、彼のためになるはずだ。今からでも遅くない、転校させたら?
今週も文春は、ジャニーズ帝国の大乱を特集している。
滝沢秀明(40)やKing & Princeのメンバーの脱退&退所で、藤島ジュリー景子社長(56、以下ジュリー社長)の経営者としての“資質”が問われているというのである。
ジュリー社長はスイスの有名寄宿学校を出て、上智大学に入学。卒業後はフジテレビに就職したが、数年で退職している。
子どもの頃は女優を目指したこともあったようだが、断念。将来は専業主婦になるつもりだったといわれるが、デビューしたTOKIOを任されるようになって、これは“家業”だと腹を決め、V6、嵐、KAT-TUNなどを次々に手掛けるようになっていった。
文春によれば、2004年に広告代理店を営む一般人男性と結婚し、娘を出産したが、母親のメリーに「跡目に相応しくないとみなされたことなどもあり」、離婚したという。
自分の娘に後を継がせたいと思う母心はわからないではないが、メリーのやり方は強引すぎて、有能な社内の人間が離反して退所してしまう事態にまで発展してしまったことがあった。
SMAPを日本を代表するグループに育て上げた、飯島三智マネージャーが力を持ち、社外で「次期社長候補」などと噂されていることを知り、文春(2015年1/29日号)のインタビューの最中に飯島を呼びつけ、「私はジュリーを残します。自分の子だから。飯島は辞めさせます」といい放ったのである。
さらに、
「私、飯島に初めて本気で怒鳴っています。なんで私が社員と対立しなきゃならないんですか。それだけでもすごい失礼だと思うの。言葉遣いをもうちょっと考えてよ。私に失礼よ。
飯島に関しても私の管理の仕方が悪いんですよね。だから、みんな勘違いしちゃう。うちの娘と飯島が争うなら私は飯島に『出ていけ』と言うしかない。だって、飯島は私の子供じゃないんだもの。(中略)
私にとって娘より大事なのはタレント。でも、その次はやっぱり自分の家族。(中略)飯島がジュリーと対立するということは、私と対立するということ。お分かりになりますよね。それは、私に刃を突き付けているのと同じですからね」
メリーの夫で作家の故・藤島泰輔は、かつて妻をこう評していたという。「瞬間湯沸かし器型の感情の激しい人だが、実に“女”である」と。
この一件を機に、飯島は事務所を退所し、その後を慕って、SMAPの草なぎ剛ら3人も退所していったことはよく知られている。
メリーの母親として子を思う情愛は理解できるが、情が勝ちすぎて、創業家が抱える課題に目を背けていたとすれば、経営者としてはいささか疑問を感じざるを得ない。
さらに、異能な伯父と母が共にいなくなってしまったジャニーズ事務所は、誰が引き継いでも難しいことは間違いない。
かつてはメリー喜多川の独裁でうまく回っていたが、娘のジュリーが物真似をしようとすれば、今回のように、内部から大反発を受けるのだ。
ジュリー社長は目を覚まさなくてはいけない。それも即刻だ。
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