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『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #30

『旅サラダ』中丸雄一、カニ堪能しすぎて神田正輝の機嫌を損ねる「腹立ってきそうだ」

中丸、漁師めしを作りながら「これ、何作ってるんでしたっけ?」

 中継が再開されるや、捕れたて加能ガニの料理がいただける「割鮮しんとく」を訪れた中丸。どうやら、このお店で“伝統の漁師めし”がいただけるそうだ。

 まずは、香箱ガニを分解し、中の身や卵を取り出す方法を女将に教えてもらった中丸。この日は、自分で全部やらなきゃグルメにありつけないシステムのようだ。

 女将の指示に従い、カニの身をどんどん取り出していく中丸。あからさまにカンペを凝視しながら、いきなり彼は女将に質問をぶつけた。

「え、これ何作ってるんでしたっけ?」(中丸)

 だから、漁師めしだよ! あろうことか、何を作ってるかを途中で見失っていた中丸。身やら卵やら、カニの旨味すべてをご飯に投入して作る漁師めしだ。朝から本当に贅沢だと思う。

 通常、このお店では漁師めしを小さなカニの甲羅に乗せ、お客さんに出しているらしい。

中丸 「あ~、甲羅に乗せちゃうんだ!」

女将 「こうやって食べていただいてもいいんですけど、中丸さんにはたくさん食べていただきたいので、お茶碗に山盛り入れますので」

中丸 「お茶碗ですか!? え、でも、この甲羅に乗せるのも捨てがたくないですか? 雰囲気あって、こっちも好きですけど」

女将 「両方食べてください、フフフ」

 甲羅飯を食べたいのにお預けを食らう中丸と、「たくさん食べてほしい」とお茶碗に山盛りよそってくれた気前のいい女将。39歳の甘やかされ丸は、お茶碗の漁師めしをいただき丸だ。

「(漁師めしを見ながら)あ゛~、涙出そうだ! じゃあ、失礼しますね? ……本当においしいですね。うわあ、やばっ!」(中丸)

 例によって、まずそうに食べる中丸。眉間にしわを寄せ、いつものしかめっ面である。事情を知らない女将に誤解されないか、テレビを見ながら心配になってきた。

 一方、さっきまで腹が立っていたという神田の機嫌はどうか? 彼は中丸に声をかけた。

神田 「しかしさあ、中丸君。今日のロケ、最高じゃない?」

中丸 「ぬっふぁっふぁっふぁっ。いつも最高ですけど、今日も最高でしたね」

 「いつも最高ですけど」の一言をサラッと付け加えた、中丸のクレバーさに注目である。これまで訪れた中継先への気遣いが感じられた、大人な一言だったと思う。

 というか、中丸の「ぬっふぁっふぁっふぁっ」という笑い方はなんなのか? テレビを見ながら、筆者は声を出して笑ってしまった。ボキャブラリーだけでなく、笑い方も独特の中丸。とてもアイドルとは思えないスマイルだ。

 そんなこんなで中継は終了。音声は途切れたものの、ワイプの中にいる中丸は1人で漁師めしをかっ込んでいるようだ。つまり、気付いてないテイでわざとがっつき、小さな小窓から懸命に表情を残しているということ。

「食ってる、食ってる。仕事してないな」(神田)

「仕事してないな(呆)」という神田のリアクションも込みのワンセットで、まごうことなき仕事である。

 毎週毎週、各地のうまいものをたいらげている中丸。たしかに、カニ好きの彼には堪らないロケだっただろう。老婆心ながら、くれぐれも痛風にならないでほしいと願うばかりである。

 ちなみに、今回の『旅サラダ』のゲストは純烈だった。メンバーの1人である小田井涼平が年内でグループを卒業するため、その前の思い出作りとしてメンバー4人で鳥取を旅したらしい。

 残るメンバーは去りゆく小田井に「あかんかったら戻ってきて」と告げ、卒業する小田井はグループに対し「自分の実家だ」と思いを伝える……という旅であった。同じ脱退でも、雰囲気があまりに違う。メンバー脱退直前に最後の旅をさせてもらえる純烈は、やはり幸せそうだ。

 

<『旅サラダ』中丸雄一リポーターを見守る会>

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2022/11/19 06:00
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