ボジョレー解禁!「赤ワイン仕立て」の「どん兵衛」と「U.F.O焼そば」をソムリエ気分でテイスティング!?
#カップ麺 #どん兵衛 #カップ麺一行3昧 #日清焼そばU.F.O.
これは焼そば?パスタ?「日清焼そばU.F.O. 赤ワイン仕立てのデミグラスソース焼そば」
続いては、「日清焼そばU.F.O. 赤ワイン仕立てのデミグラスソース焼そば」214円(税別)。「赤ワイン仕立て」の「デミグラスソース焼そば」とのことですが、字面だけ見ると焼そばというよりパスタでは? と思ってしまいます。コイキングはギャラドス、ギャラドスはコイキングと言ってもあながち間違いとまでは言えないのと同様、本人が焼そばと言い張れば、焼そばですよね。
牛脂の旨みとワインが香るデミグラス味の焼そばソース。牛のコクの深さが味の中心で、後味の牛脂や酸味によってデミグラス感が出ていました。これだけきちんとデミグラスだと、やはり焼そばというよりパスタに近いような。
赤ワインの目立ち方が「どん兵衛」よりも際立っており、「赤ワイン仕立て」なのがわかりやすくてハッキリした味でした。ただ、「どん兵衛」と同じように赤ワインを立てようとするあまり、「濃い濃いソース」が特徴の「U.F.O」らしいパンチには乏しい印象です。上品な味でおいしいですが、いつもU.F.Oの味に慣れていると、多少物足りないかもしれません。
麺はいつもの「U.F.O」と同じ、中太でストレート形状の油揚げ麺。他社のカップ焼そばは縮れ麺が多いため、ストレート麺は「U.F.O」の代名詞とも言えます。ただ、デミグラスのパスタっぽい味と合わせて、麺の形状もかなりパスタっぽく見えてしまいます。
低加水で歯切れのよいパスタの麺と比べると今回の麺はもちもちしているのですが、茹で置きしたナポリタンの麺みたいだと考えれば、これはこれでパスタっぽいのではないでしょうか。メタモンばりに焼そばに擬態しています。
具として入っているのは、大豆ポークとニンジン。大豆ポークは「どん兵衛」に入っていた大豆ビーフに比べると自然な食感で、言われなければ本物の肉と思ってしまうかもしれません。現状では「大豆ビーフ」よりも「大豆ポーク」が一歩前へ進んでいるように思います。ただ、具の全体量は少なめで、ちょっと物足りないです。
お酒がダメでも「ボジョレーヌーヴォー」気分を味わえる?
「ボジョレーヌーヴォー」解禁に合わせて発売された「赤ワイン仕立て」の「どん兵衛」と「U.F.O」でしたが、より「赤ワイン」の風味がわかりやすく感じられたのは「U.F.O」でした。ただ、どちらも上品な味わいすぎて、普段からカップ麺を食べ慣れていると、多少パンチが物足りないかもしれません。
お酒に弱いと、「ボジョレーヌーヴォー」と言われてもあまり関係ないイベントで、遠目からかっこいいなぁと憧れつつも、関わるのを諦めてしまいます。でも今回の2商品を食べることで、多少「ボジョレー」に関わった気分になれるかもしれません。資格がないとソムリエとは名乗れませんが、食べた日と次の日くらいソムリエ気分に浸っても罪ではないでしょう。食後、カップを回すように揺らしてからコーヒーを飲んでも許されるはず。
今回の2品は赤ワインの風味をきちんと感じられますが、食べても酔っ払うことはまずないのでご安心を。筆者はぶどうジュースを飲んで盛大に酔っ払ったことがありますが、今回は大丈夫でした。
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